リスタートというほど大げさなものでも
無いのかもしれませんが
ちょうど2月前の伊良湖行きからしばらく、
ひなに結石やら、クッシングやら、次々
病気が判明して、もちろん昨年来の気管支の問題もあるし、
もうこれからはあまり旅行どころではないかな、としょんぼり思っていたので、
ひなが薬を飲みながらも元気な姿を
見せてくれるようになって、
思い切って出かけた旅行が問題なく楽しめたことが、
ひとつの区切りのように嬉しいのです
キャンセル覚悟で予約したお宿は
八ヶ岳の「プチホテル ガレリア」さん
いつも寄らせていただいている方のブログで知って、
いつか行きたいと思っていました
宿を中心に、八ヶ岳周辺を無理せずゆっくり回る予定です。
出発の日は雨予報でした
いつも休憩する中央道の神坂PAは
山の中で、一面の雲
普段見ない、こんな景色もよいなぁ
ここまでの途中も、ずっと雲海のような
山と雲を眺めて走って来ました。
何より気温が低いのがありがたい。
我が家的には絶好のお出かけ日和です
まずはビーナスラインを走ろう、レンゲツツジを見よう、と思っていたのに
諏訪ICから何故かいつもと違う道を走って
思っていた霧ヶ峰、車山の方ではなく、
蓼科湖の方に出てきてしまった
そこで先日のブログで、蓼科湖畔に
テラス席がペット可のお蕎麦屋さんがあると読んだことを思い出し、
そこでお昼を食べることにしました。
情報ありがたや
「やまなみ」さんです。
正面に蓼科湖があったけれど、曇って
その向こうの山並みは見えず
雨は降っていないので、最初はテラス席に座ったけれど、
ひなたちを車で待たせられる
涼しさだったので、車に入れ、
私たちは店内に入りました。
おそば美味しかった
信州で不味い蕎麦を食べたことが無いのですけど
どこも美味しいのが当たり前なんですかね。
天ぷらは、野菜が感動的に美味しくて、
ズッキーニやブロッコリーの天ぷらが
ちょうどよい揚げ加減で美味しいこと
"えび天いらないから、もっと野菜欲しい"
と、言いたいぐらいでした。
信州はやっぱり野菜も美味しい
さらにワンちゃんにと、出汁を取った
後の分厚い削り節をいただきました
美味しそうにガツガツ食べてました
蓼科湖のそばに、去年友人との旅行の時
寄った「蓼科大滝」があるのに気づいて、もう一度見たくて、予定変更です
駐車場からの道に鹿🦌🦌が普通にいて
びっくり
ビーナスラインからすぐの場所なんです。
普通に人のいる家もある場所でした。
まさか熊やイノシシはいないよね、と
キョロキョロしながら新緑の道を進みます
こちらの原生林も何度見てもびっくり。
１０分も歩くと、この滝に出会えます
こんなにさわやかな場所なのに
道中も滝も、誰もいなかった
野生動物の匂いが濃く漂っているのか、
私たちの気分が伝わるのか、ひなとミミはなんだか怖そうで表情が硬い
ひなは震えているし
ミミだけ写真を１枚撮って、バッグインのまま
しばらくボーと滝とまわりの木々を眺め、またゆっくりと戻りました。
なんだかこの時期は白い花が多い気がする。
帰り道でも鹿の群れ🦌🦌🦌
さて、車に戻って作戦会議です
北方向の車山のレンゲツツジは諦めて
南方向の甲斐大泉の宿の方向に向かうことにします
わかりやすい清泉寮を目的地として、
途中の「まきば公園」
山梨県立、なんですね。
愛知県民からすると、長野はそこそこ
近いけれど、山梨と聞くと遠い気がする
ここには初めて来たと思う。
牧場がひろがって雄大な景色の所でした。
天気悪いし金曜日だし、人影はほとんど無し。
ミミたんはどうしたの
レンゲツツジの色違いのような黄色い花
ついで清泉寮へ。
ハナと来たのはもう15年から
20年くらい前かも
広大な草原で山なみを見ながらソフトクリームを
食べたっけ。
それが、あれ、こういうところだっけ、と
思うくらいイメージが違う。
このお天気ではしかたがないかも。
清泉寮にいる間に、雨が降り出して
チェックイン時間の3時も過ぎていたので
お宿に向かうことにしました。
本格的に雨が降る中、素敵なお庭は
横目で眺めて、お宿の方がすぐ出迎えてくれました。
部屋は「ガーデンビュータイプ」、2階です。
窓から庭が見える
今は宿泊人数を減らして営業されているようでした。
静かで落ち着く～
外を小川が流れていて、その水音も心地よい
持参の防水シート、その上からタオルシーツで
ベッドの寝具をくるんで、ひなとミミもリラックス
(寝る時は持参のワンコベッドですが)
夕食は6時半から。
時間はたっぷりあるので、貸切の家族風呂に入って
部屋でビールを飲んでまったり
温泉が良かったら、宿から400ｍのところに
「大泉パノラマ温泉」があって、
そこをお値打ちに利用もできるとのこと。
お宿のお風呂も、天窓から壁から一面ガラスで
開放的で良い雰囲気でした
時間になって呼ばれて降りて行った食堂は
ファンヒーターがついてました。
最初のサラダで感動しました
ていねいな仕事っていう言い方を聞くけれど、
サラダに入った食材の一つ一つが
最適なタイミングで下ごしらえされて
最高の味を引き出されているようで、
美味しい贅沢な一皿になってました。
付け合わせのキッシュも美味しい
夫も美味しい美味しい言ってたので
"よかった"、と一安心
(どちらかというと和食派なので、ちょっと心配だったのです)
もうこの段階で
、また来ようと言ってた
、また来ようと言ってた
パエリアも期待を裏切らない美味しさ
デザートも丁寧なプロの味
めちゃおいし～
ひなとミミも一緒にいられるのもイイネ
ハウスワインは、ラベルにシャトレーゼの文字が
そうか、このあたりはシャトレーゼの本拠地なのですよね。
この日は、我が家以外はもう一組、
イタグレを連れたご夫婦で、細長い部屋の
端と端にテーブルをセットしてくれていたので
お互い気にならず、それも嬉しいポイントでした。
と言いつつ、ひなはそばを通り過ぎる一家に
番犬やって吠えてしまった
ミミもつられて吠えてた
イタグレちゃんは、一言も吠えないおりこうさんでした