翌朝は、ひなはまあまあ元気な感じ。
朝ごはんもしっかり食べた。
病院は9時からで、うちから車で40分近く
かかるので、いつもネット予約をしてから家を出るのだけれど、ネット予約は
9時15分からの受け付けなので、とりあえず出発して途中で時間になったところで
スマホで予約を入れました。
 
「院内:何人待ち、ネット予約:何人待ち」、と出る表示がいつになく多い!
前日、前々日が休診で、この日・土曜日は午前半日だけ、
そして翌日、翌々日がまた休診なので
混むのはわかっていました。
待つしかない。
 
到着すると駐車場も満車で、私だけとりあえず下りて受付を済ませます。
院内も玄関前のベンチも満員。
それでも1時間ちょっとで呼ばれて
ひなの状況を説明し、血液検査、レントゲン等のためにひなだけ奥に連れて行かれ、私たちは待合室に戻りました。
 
しばらくしたら大声で呼ばれ、入っていくと
ひなが心肺停止状態だと・・・・
 
蘇生装置からはけたたましい警告メッセージピリピリ
ひなはぴくりともせず、おしっこが流れています。
肛門から体温計を抜くと、ウンチも出て来ました。
先生と3人の動物看護士さんが、
心臓マッサージをしたり、何か薬を注射したり、懸命に動いています。
 
ひなは全く動かないまま。
うそでしょ、もうダメなの❓、と
色々なことが頭の中をぐるぐる駆け巡ります。
私たちが「ひなたん、頑張って、大丈夫だよ」と身体をさすっていると、
いつも吠えないミミが、わんっと声を
出しました。
 
こんなに心肺停止の状態が長く続いていて蘇生できるんだろうか、と
思い始めたころ、ひなが動きましたえーん
 
自力呼吸できれば、と先生がつぶやいて、しばらくしたらひなは酸素マスクからいやいやするように頭を動かして、
それからよくわからない二段階をおいて
「呼吸できてる」と言ってもらえる状態になりました。
 
今から酸素室に入れるけれど、明日明後日がお休みなので、どうしよう、みたいな感じで、その時が11時くらい。
とりあえずひなを酸素室に入れて、12時半ころまた来てください、その時の状況で考えましょう、と言われて
私たちは外へ。
ひなはぐったりしたまま酸素室に運ばれて行きました。
その時は、「これからどうなるの?」と
まだ急変もありうるのではと、不安ばかりでした。
 
出る時見ると、酸素室に入れられたひなが動いてお座りするところでした目
目力もしっかりしているんです。
さっきまで心臓止まってたのよ、息止まってたのよ、とびっくりです。
もうひなは大丈夫、と思えた瞬間でした泣
 
待つ間、付き添いで一緒に来ていたミミを散歩させようと公園を探して、車で10分くらいの木陰の多い公園を見つけて
落ち着かない時間を過ごしました。

以前頼んだレンタルの酸素室、すぐ持ってきてくれるだろうか、取りに行こうか、でも連休中かな、など話したりしてました。
 
落ち着かなくて、12時には病院に戻っていた私達。
結局ひなは酸素室に1時間ちょっといて、
外に出して抱っこしてみてください、
と言われ、抱っこするのが怖くてえーん
 
私たちが酸素室に近づくと、ひなが気づいて、飛び立つようなすごく嬉しそうな顔をしたえーん
おそるおそる抱っこしたひなはちょっと
熱っぽいようでハアハアしてたけど、
帰っても大丈夫でしょうと言われ・・・
 
今にもまた急に心臓が止まったら、と
不安で気持ち悪くなるほどでした。
 
会計をする時、心肺蘇生処置も入っているので、少し金額が上がりますが、と
申し訳なさそうに言われ、ぼーっとしたまま、薬も受け取らずに帰りそうになりました。
車に乗って、ひなは後ろのベッドに入れたけれど、自分で歩いて出て来たびっくりマーク
 
病院の後のおやつを待っているそぶりなのです。
やると普通に食べた驚き
ひなの回復に驚くばかりでした。
家に向かいながら、今さらながら実感が押し寄せてきて身体が震えて止まらなくなっていました。
 
家に帰ってもしばらくは不安で不安で
ひなから目を離せなかったけれど、
ひなはすぐ元に戻ったようで、あれから
丸4日経った今、ごく普通に過ごしていますニコニコ
 
よかったえーん
ご心配をおかけし、お見舞いの言葉いただき、ほんとうにありがとうございました<(_ _)>

 
 
この日は、前十字靭帯断裂の痛みを緩和するために打ってもらっている
リブレラ注射も打ってもらいました。
効き目1ヶ月ということで、しばらく継続して打っていたのだけれど、
もう少し長く効き目あるのかも、
それに続けて打っているから蓄積される効き目ってないのかな、など
試行錯誤の段階として、次打つのを延ばしていたけれど、やっぱりこれからは1ヶ月ごとに打ってもらいます。
この注射の効き目は今回もはっきりわかりました。
止められないです。
翌日からひなはスタスタと身軽に動いています驚き
 
 
長くなって申し訳ないのだけれど、この日の病院のこと、もう少し書いておきたいことがあります。
 
4月にクッシング症の検査を受けたことを
書きましたが、結果を書いていませんでした。
ひなはクッシング症と判断されましたガーン
(実は、ハナもそうだったんですが)
 
コルチゾールPost値が28.4は、かなり高いそうです。
薬を飲むことになりますので今度の週末に病院に行って来ます。
 
クッシング症のことはまた次回書きますが、そのひとつの症状として、
筋肉が衰える、ということがあって、
もしかしたらひなの喉の筋肉が弱っているのかも?と。
気管は手術でしっかりひろがっているので(気管支もつぶれていて、そちらは手術できないのでそのままです)
別の原因、喉に問題があるのかもと
先生がつぶやいていました。
そのあたりは次回くわしく聞きたいです。
 
あと、(どんどん長くなります_(._.)_)
今回の心肺停止の直接の状況は
はっきりと聞いていないのだけれど、
撮ったレントゲンが一枚だけなのから連想したのですが
実はひなは以前にも、「呼吸が止まった!」となったことがありました。
 
はじめて咳で以前の掛かりつけ医にかかった時、レントゲンを撮っていたら
呼吸が止まったと。
死んでしまうかと思った、と
先生が声をうわずらせました。
こわいこわい、もう検査は出来ない、と
言われ、その時に倒れる前に一枚だけ
レントゲンが撮れていて、それを見て
気管虚脱と診断されたのです。
その時は気管がふさがっているから
息が出来なくなったんだ、と思ったけれど、ひなはレントゲンであおむけにされたりするとパニックになるのか、
息が止まるのかもしれません。
 
今回もレントゲンを撮っていて、なったように思えるのです。
 
たまに検査で亡くなったワンちゃんの話を聞くので
そういうことは悲しいけれどあるのでしょう。
(ひなは心臓には問題はないです)
次回の病院ではそのへんも聴いてみたいと思います。
 
ほんっとに長くなりましたアセアセ
長い話にお付き合いいただいて有難うございました。