須田国太郎さん という
京都ご出身の画家の
展覧会に行く。

○○という画家… 

有名な方なのに
存じ上げてません(*´-`)でした。

のに 以下 思ったこと綴る。


ある日
須田画伯の作品に惹かれる。


スペイン留学されていたことを
知らず作品を先に📱で見た。

ここ最近の私 
スペインが
頭の中に入り込んでいたからか
自然に惹かれたことに納得できた。


油絵だし
ダークな色が多く
重い印象 のはず

だけど 私は日本ではない陽の光を
なんとなーく
感じた。


実際 展覧会で
日本の風景 何気ない路地からの
京都の塔や神社の作品にも
やっぱりエスパーニャを感じた。
そして また 好きになる。


人物画
奥様の和服姿を描かれた作品は
明治生まれの女性の凛とした風格が
表れていた。


デッサン
能・狂言の素描にはうっとりする。
柔らかな線は軽やかだけど
重心が保たれていて
流れるような動きがわかる。
足が額から出てきそう。

長年親しんでこられた能
ゆっくり動かすことの間の難しさを
体で熟知され
鍛えられた見えない軸というものは
作品にちゃんと出るんだなぁって

こんな感動 あんまりない。

美術のこと
いまだに詳しいこと分からないけど
この心の動きは今だったんだと思った。


この展覧会は須田国太郎さんを
よく知れることができた。

大正時代スペイン留学
ご本人の日記と留学時の写真

旅行カバン、カメラ、画材、帽子も展示されている。

素敵な帽子を被り
丈夫だからこそ重そうな鞄
カメラを首にぶら下げて
海を渡られたんだ 

なんてモダンなイケオジ 
映画みたい。。。✨

流行りもあったのか
私の明治生まれの田舎のおじいちゃんでさえ
お出かけはスーツと帽子が
お決まりだったなぁと

昔のアルバムの祖父を
回顧しながら
作家の留学エピソードも
知れ楽しく観れた。


動物を愛する心をお持ちで
生き物をモチーフにした作品も多く
まんまとそこも刺さった。


須田画伯は構図がおもしろい
ということで
画面1番手前に

動物やおっちゃん

ドーーン。


見ているわたしがワンコとなり
牛となり鵜となり
おっちゃんとなる。


この度の感想画

モチーフを目前にドンとは
こーゆーことですか。

朝日を見ている龍のシルエットを描く。


水彩色鉛筆






今日が最終日だった。

5月〜広島。




お庭がとても美しい大谷記念美術館





岡本太郎さんもいる素敵な美術館