連休中に行った、豪華ゲストまんさいのブルースカイオーケストラのコンサート。
初代リーダーである奥田宗宏さんの代から数えると90周年記念とのことでした。
現リーダーのスインギー奧田さんは初代の息子さんだと知りました。お写真、似てる。
"世襲" って言葉を使ってしまうと、政治家だとネガティブなイメージだけれど、それは特権に税金が使われるからだと思うのですよね 
バンドリーダーを継ぐってのは、並大抵のご苦労ではないのでは…
もちろん大きな喜びや達成感もあるでしょう…
スインギー奥田さんは、戦中戦後のジャズミュージシャンについて、ご自身の体験かと思うほどリアルにお話してくださり、時代の記憶もしっかりと受け継がれているのだなぁと思いました。
お話を聞いてると、奥田家おふたり・服部家おふたり、その他、どなたのどんな記憶が語られているのか、世代が交錯してしまい私の脳内がバグってまいりました
おまけに、ピアノのあたりを指して、２人がずっと見えている、とか、そこに服部先生が見える（もはや良一氏のことか克久氏のことか私にはわからない）、と繰り返し仰います。
２、３人が見えてるだけではなく、過去のバンドメンバーの音が現在のメンバーの音のなかに聴こえたりもしているもよう。
最後の花束贈呈のあたりでは感無量で涙をこらえておられましたが、アレも誰か降りてきてたかも
そういえば、オーチャードの「戦後歌謡曲はジャズだった」の時も、「テネシーワルツ」で江利チエミさんが来てますよ、と仰っていた 
この方、マジ、見えてるんじゃないか…と思いながら帰宅を急ぐワタシ、でございました。
