おこんばんは
昼間の続き、ミュージカル『モダン・ミリー』で"人種差別的に描かれる中国人犯罪グループ" ミセス・ミアーズとその手下たちについての補足です。
このブログ、ネタバレになってしまうので、これからご覧になる方は読まないでください
クリエ版ミセス・ミアーズはお美しい一路真輝さん↓
ブロードウェイ初演ではハリエット・サンソン・ハリスさんという方。
ここからお写真いただきました↑
『モダン・ミリー』の「人種差別的」な部分について、英語Wikiにはよく書いてあり、自動翻訳アプリでサクサク読みました。
いくつかの高校でこの作品を上演しようとして問題になり、上演が中止されたり地元の教育長が謝罪した件など↓
…なのですが、実は、ミセス・ミアーズは中国人に変装した白人の元女優、という設定なのです
観ててちょっとわかりにくいのですが、奴隷貿易してるほんとの大悪人は白人だった、って話
で、手下の2人の中国人は最後の最後にミセス・ミアーズに反撃してミス・ドロシーを助け、母を呼び寄せるお金を得て(ワタシここはよくわからなかった)ミセス・ミアーズは逮捕される、という流れがあるのです。
だから中国人男性はこのミュージカルの真のヒーローなのだ、と出演者の弁↓
この作品を人種差別的だ感じるも反人種差別的だと感じるも、見る人の気持ち次第、といった論調でしょうか。
やはり、俳優さんて、役を深く考えて納得して演じておられるのですねぇ。すごいです。
とはいえ、、、やっぱ、普通、このミュージカルを観て真のヒーローは中国人だとは感じないでしょ
そんなこんなで、2020年には韓国系アメリカ人であるアシュレイ・パーク演じる新しい『モダン・ミリー』が… 高校や大学で生徒が上演しても問題にならないように書き直したモノが… 舞台になりそうだったのに、コロナ禍でキャンセルになってしまったとのことでした。残念です。