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グルダのブログ

書きたい時に書く、気まぐれブログ

オットー・クレンペラーフィルハーモニア管弦楽団の「運命」です。

「遅い!」と思った方は、もう聴き慣れた方だと思います。

クレンペラーの演奏はどの曲も概して遅いです。

しかしながら「引き締まった、品格のある演奏だなぁ」と思うことが多いです。

この「運命」の演奏も遅いのは少し気になりますが、私は好きな演奏です。


次回で、「運命」の聴きくらべは最後になります。

誰にしましょうか…

※フルトヴェングラーはマニアック過ぎるので今回はパスです。



カラヤンが若い頃の映像です。

クラシック音楽を世に広めたのは、カラヤンが音楽だけでなくこのような映像にまで

力をいれた影響が大きいと言われています。

逆に“このような映像”をつくってしまったために、後々評判を落としてしまうことに

なったようでもあります。


一見ライブ映像ですが、どこから撮ってもほぼ逆光ですし、一列にならんたホルンは

数えたら8台くらいあり… 

実際には一列には並ばないですし、また8人もいないですし…

そういう意図的につくった不自然な映像は別としても、カラヤンは凄いと私は思います。

レパートリーの広さや、必ず暗譜していることなど、音楽に対してまっすぐな

人だったのだろうと、私は思います。

ライブでこういう演奏を聴いてみたいものです。

やっぱりベートーヴェンは大編成で聴くに限ります。


今日はダニエル・ハーディング指揮、マーラー・チェンバー・オーケストラの「運命」です。

このオーケストラは、ルツェルン祝祭管弦楽団とかなり団員がかぶるようで、

サイトウ・キネン・オーケストラ水戸室内管弦楽団との関係に近いと思われます。

ハーディングは今最も注目されている若手指揮者の一人です。


演奏の方ですが、室内楽団のためどうしても弦が弱くなってしまいます。

音はキレイでいいですね。

ティンパニーはかなり強弱をつけています。

こういう叩き方をするのは珍しいのではないでしょうか。

正直、ちょっとうるさいくらいですが、弦で音に厚みを出せない分、迫力を出そうとすると、

結果このような音づくりになるんでしょうね。


ハーディングとマーラー・チェンバー・オーケストラは、
よこはまみなとみらいホールで

ベートーヴェンの「アテネの廃墟」序曲交響曲第3番「英雄」

聴いたことがあるのですが、オーボエの音が凄く印象的でした。

日本人の吉井瑞穂さんという方です。

ルツェルン祝祭管弦楽団や、時々ソロ活動もされている方なので、

オーボエの好きな方にはオススメです。


ジャジャジャジャーンは…

短いですね。

これも珍しい組み合わせです。

サイモン・ラトルウィーンフィルを振っています。

ベルリンフィルの常任指揮者のラトルが、ウィーンフィルを振る…

ウィーンフィルの楽団員は試されているような気になるんでしょうかねぇ。


2001年、サントリーホールです。

さて、聴きくらべテーマのジャジャジャジャーンですが、

前回のクライバーと較べてみて、いかがでしょう?


ラトルのは極端に短いです。

長い方と短い方、どっちが正しいかはありませんので、

どっちが好きか… それでいいと思います。


これは珍しい。

カルロス・クライバーシカゴ交響楽団のライブ音源です。(1978年)

(前回シカゴ管弦楽団と書きましたが、シカゴ交響楽団の方が正しいようです。
修正するとエラーが起きてしまうので、そのままにしてあります。お許しを…。)



映像がないのが残念ですが、確かにクライバーらしい演奏です。

これは初めて聴きました。

クライバーはウイーンフィルと録音した「運命」の評判がいいですが、

これもかなりいいと思います。

クライバーの演奏の特徴は、ほとんどの場合やや速めで、推進力があって、

前に突き進むような曲づくりです。

ピアニストでいうと、マルタ・アルゲリッチのような…

これは、コンサート会場の空気が伝わってきそうな、すごくドラマチックな演奏だと思います。

ビシッと決まったアンサンブルも超一流オケのシカゴだからできることかもしれませんね。


今回の聴き較べテーマの、ジャジャジャジャーンですが、長いですね。

かなり引っ張ってます。

私が聴いた中では一番長い指揮者です。

ウィーンフィルとの録音も同様に長く引っ張ってます。


これはジョージ・セルシカゴ管弦楽団を指揮した時の映像。

放送局のスタジオでテレビ放送用につくった映像のようですね。

残響音がほとんどなくて、リハーサル映像でよく聴かれる音に近いです。

ジョージ・セルの特徴は、音を延ばさずに演奏することが多いです。

曲のつくりは基本的には前回アップした、クリーブランド管弦楽団とのリハーサル映像と

大きくは変わらないように思います。


最近はこういう演奏する人はいないように思いますが、セルよりさらに古い人では

アルトゥーロ・トスカニーニが似た系列だと思います。

トスカニーニの「運命」はちょうど今、Pixaさんが書いてくれていますので、ご参考まで。

第1楽章~第4楽章まで、フルでアップしていますのでぜひどうぞ。


ジョージ・セルのリハーサルの模様です。

オーケストラは彼が一流のオケへ育てたと言われる、クリーブランド管弦楽団です。

ジャジャジャジャーンで有名な「運命」ですが、この部分の音の延ばし方だけ聴いても

かなり違います。

このリハーサルのジョージ・セルは最初のジャジャジャジャーンより

2回目のジャジャジャジャーンを延ばすよう要求していますね。

ジャジャジャジャーンの長さ、スピードは平均的長さだと思います。

こういう細かい修正を積み重ねていき、音楽をつくり上げていくのがわかります。

1966年の映像だそうですが、統率されてビシッと決まるアンサンブルは伝わってきます。


この時の録音かどうかわかりませんが、ジョージ・セルとクリーブランド管弦楽団の「運命」は

私が好んで聴くCDです。

「運命」のCDではカルロス・クライバーとウィーンフィルハーモニー管弦楽団(VPO)との

録音が評判いいですが、私はセル&クリーブランド管の方が好みです。


ベートーヴェン交響曲第5番「運命」。

クラシックを全く聴かない人でも、この曲を知らない人はほとんど、いやほぼ100%

いないのではないかと思います。

曲名は知らなくとも、あの「ジャジャジャジャーン」を知らない人はいないでしょう。

クラシック曲の中で、最も有名な曲と言ってもいいのかもしれません。


この、運命を聴き較べしたいと思うのですが、冒頭の「ジャジャジャジャーン」だけでも

充分違いがわかりますので聴いてみて下さい。



最初は、ジョージ・セル指揮のリハーサルの模様からいきます。


あの震災があってから、書くことが全く違う内容になってしまいまして…


もう少しバッハのイタリア協奏曲を続ける予定だったのですが、

続きはもう少し後にさせて下さい。


実は、クラシック友達のPixaさん から、今日はベートーヴェンの命日だという情報があり、

私もちょうど書こうと思ったタイミングだったため、次はベートーヴェンの交響曲第5番「運命」

について触れたいと思います。

ベートーベン
矢本町立大曲小学校(現 東松島市立大曲小学校)

私が卒業した小学校ですが、ここの悲しい記事がテレビでもインターネットでも

よく目にするようになりました。

今日のYahoo!のニュース も悲しい記事です。


まだ10歳くらいの子どもが気丈に振る舞わなければならないことがかわいそうでなりません。

今の悲しみは時間が解決してくれると思いますが、その傷が癒えるまでにはこの子はいくつに

なっているのだろうか…


♪緑豊かにそよ風香る♪


校歌の冒頭だけは30年以上経った今でも覚えているものです。

1日も早い復興を祈るばかりです。