ブラームスの交響曲第1番 〜アレンジについて〜 | グルダのブログ

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前のブログで「あれっ!?」と思ったところがあると書きましたが、
それはフィナーレの最も盛り上がる箇所です。
ちょうど7分のあたりから、金管が一斉に鳴らすところで、
ここでティンパニーが強く入っていますが、普通ここではティンパニーは
入りません。

参考までに“通常”の演奏を…
1992年 サントリーホール。
サー・コリン・デービスとドレスデンシュターツカペレの演奏です。
6分54秒あたり。
較べてみてください。



私はティンパニーが入らない演奏の方が好みです。
スコアに加筆することの善し悪しについては私には何とも言えません。
作曲家が書いたスコアを書き変えてしまうことも「解釈」の範囲内なのかどうか…
音楽を専門にされている方々に取っても賛否別れるところと思います。

ちなみに私が大好きなピアニストのフリードリヒ・グルダはやたらとスコアには
ないはずの装飾音をつけるのが一つの特徴みたいになっています。
「それはやりすぎだろう」という演奏がたまにありますが、ほとんどの場合は
思わず「にやっ」としてしまうようなアクセントとして、私には聞こえます。
そういうアレンジなら私はOKだと思っています。
あくまで聴き手として、私個人的にはですけど…

あまり気にし過ぎると、グレン・グールドの演奏なんか聴けなくなりますもんねぇ…
なぜ、そのようにアレンジしたのかを考えることも、クラシックを聴く楽しみの
一つですからね。


コリン・デイビス ドレスデン国立歌劇場管弦楽団