【メーサーロシュ・マールタ監督特集】③

マリとユリ
(1977年/ハンガリー/98分)
【ストーリー】
偏狭な夫と暮らす中年女性マリと、アルコール依存の夫を持つ若い女性ユリ。つらい結婚生活を送る彼女たちは、慰めを求めあう。やがて互いの葛藤について知った2人は、それぞれの未来のため、ある選択をする。(映画.comさんより)
【かんそう】
一人娘とアル中夫がいて、工場で働くユリ。
その工場の寮で寮長を勤める真面目なマリ。
マリの夫はバリバリ亭主関白。
マリが、ユリと彼女の娘を自分の寮部屋に住まわせてからの物語。
『アダプション』とはまた違う女性二人の物語。
相手をちょっと羨ましくもあり、大切にも思う二人。
二人の相性とか色々あるだろうけど、たぶん、それぞれが「ないわぁ…」と思わず言ってしまうような夫がいる、という共通項を持っていたのが大きいかもしれないな。
でも、ユリの夫と、ユリ、マリ…この3人の関係が奇妙な方向に動く時もあって、目が離せなかったです。
アル中夫は一瞬ええ兆しを見せるけど、やっぱりそうか…であり、病院での治療が時代故に、だと思うけどアナログ過ぎてキツかったー!ひー![]()
あんなので治るのか??めちゃ荒療治だったんですけど!!
そして、ユリの、気に食わない上司にはズボンをバッとおろしてお尻を見せて、バカにする…というクレヨンしんちゃんの原型?!な姿にめちゃ笑いました。
子供か!!![]()
て思わずツッコんだけど、そういえば、ユリって子供みたいよな…なところがいくつがあったな。
マリの夫は、もう、典型的な封建主義で、マリのやることなすことケチをつける。
モンゴル出張(単身赴任)に行って、そのままもう帰ってこんかったらええのにーて私は思いましたわ。
※マリの夫の赴任先がモンゴル、というのが何か新鮮でした。社会主義繫がりでかな?
最後は、そんな大人たちの一部始終をそばでずーっと見てきた娘の存在が際立ちますが…
こちらも女性が男性によってなかなか前に進めない、ということが描かれていましたが、だからか、マリとユリ2人の関係がとても良かったです。
うりぼう4つ:
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2023.6鑑賞
ありがとうございました![]()
