私はあなたの妻
チャイコフスキーの妻
(2022年/ロシア・フランス・スイス/143分)
監督:キリル・セレブレンニコフ
【ストーリー】
女性の権利が著しく制限されていた19世紀後半の帝政ロシア。かねて同性愛者だという噂が絶えなかった作曲家チャイコフスキーは、世間体のため、熱烈な恋文を送ってくる地方貴族の娘アントニーナと結婚する。しかし女性に対して愛情を抱いたことのないチャイコフスキーの結婚生活はすぐに破綻し、愛する夫から拒絶されたアントニーナは孤独な日々のなかで次第に狂気に駆られていく。(映画.comさんより)
【かんそう】
【第14回京都ヒストリカ国際映画祭】
ヒストリカワールドのクロージング作品です。
この年のヒストリカ・ワールドはオープニングの『ベネデッタ』といい、この作品といい、「絶対自分!自分絶対!!」な女性の映画で始まりと終わりを飾った印象です。
個人的にはこちらの『チャイコフスキーの妻』の方が「どっひゃー」でしたが好きでしたねー。
チャイコフスキーがゲイだったのもこの映画で知りました。
「静かな愛なら結婚してもいい(女性を愛せない)」と言われながらも、それでもええから結婚して!!と猛烈アタックしまくったアントニーナ。
しゃあないな…と、アントニーナのお金目当てで承諾したチャイコフスキー。(そのお金も実は…)
そんな結婚、うまくいかないのは目に見えているけれど…
案の定、数週間で結婚生活破綻。
それでもアントニーナはあきらめない!
アントニーナのチャイコフスキーへの強い愛…というか、執着心が見ていて悲しく、疲れる。
ぜーーーーーったいに!!アントニーナの気持ちに応えることはないチャイコフスキー。
常にドン引きチャイコフスキー。
それでも彼を追い続けるアントニーナの心はどんどん壊れていき、見ているこちらも「……お…おぉ……」と内心びっくりしたり、引いたり…。(ポスター&画像の赤い服が悲しい…)
もう…辛くて見てられへんわ…なんだけど、そんなアントニーナから目が離せない!!
映像、ライティングの美しさ、そして時間の移り変わりの表現なども見事で、最後までアントニーナにも映画にも釘付けでした。
素晴らしかったです![]()
ヒストリカで観た時は『ベネデッタ』は一般公開が決まっていましたが、こちらは一般公開ないのかしらー??と思っていました。
物語も、だけど、視覚的にもスクリーン映えする作品だと思うんだけどなー…と考えていたのですが、のちに一般公開されていましたね!
配給会社さんはどこ?!と思ったらミモザフィルムズさん!!
個人的に…ですが、「好きだわー」とか「一般公開してほしかった作品キター!」と思う作品を配給してくださってることが結構多いです。
そういえば、キリル・セレブレンニコフ監督の『インフル病みのペトロフ家』は観ていないのですが、観てみたくなりました!
うりぼう5つ:
![]()
2022.10鑑賞
ありがとうございました![]()
