658km、陽子の旅
(2022年/日本/113分)
監督:熊切和嘉
【ストーリー】
就職氷河期世代である42歳の独身女性・陽子は、人生を諦めてフリーターとしてなんとなく日々を過ごしてきた。そんなある日、かつて夢への挑戦を反対され20年以上疎遠になっていた父の訃報を受けた彼女は、従兄の茂やその家族とともに、東京から故郷の青森県弘前市まで車で向かうことに。しかし、茂の家族は途中のサービスエリアで子どもが起こしたトラブルに気を取られ、陽子を置き去りにして行ってしまう。所持金もなくヒッチハイクで故郷を目指すことにした陽子は、道中で出会ったさまざまな人たちとの交流によって心を癒されていく。(映画.comさんより)
【かんそう】
この映画を思い出す時、いつも「685km」って出てくる数字の弱い私。
この作品の素晴らしさは、監督やスタッフさんたちの力量ももちろんだけど、明らかに菊地凛子さんの力量が大きいと思いました。
菊地凛子さんっていい俳優さんだと思いますし、嫌いでもないのですが、この映画を見るまでは、いまいち私には刺さりませんでした。
ですが、この「陽子」は菊地凛子さんならでは!な感じがしました。
映画の方は、各パートのバランス…な…と思わなくもないけれど、最後まで目が離せませんでしたわ。
最初は「ありがとう」という言葉がなかなか言えなかった陽子けど、後半ではちゃんと言えてましたねー。
表情もみるみるうちに変わっていったし。
彼女の中でも大きく変わったきっかけはいろんな人との出会いもあるけど、やはり、あの親切な老夫婦に出会ったことが大きかったんじゃないかな。
でも、陽子がクソライターの、あの交渉に応じるとは思いませんでした。
意外でしたわ。![]()
このご時世、あり得ない状況から陽子の旅が始まったわけですが、その旅の始まり、最初のサービスエリアではどうすることがベストやったんやろー?と考えてみたり。
そういえば、菊地凛子さんが、大阪の上映館であるシネマート心斎橋さん(今はキノシネマ心斎橋さん)に上映期間中だったかな?ふらっと立ち寄られたそうです。それ聞いてまた好きになりましたー!(←単純)
くうこのおまけ![]()
冒頭、陽子の声がぜんぜん出ていなかったのがとてもリアルでした。人としゃべってないと声出ないですもんね。
うりぼう4つ:
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2023.8鑑賞
ありがとうございました![]()
