思春期に入る前から怒ってます!
世界は僕らに気づかない
(2022年/日本/112分)
監督:飯塚花笑
【ストーリー】
群馬県太田市でフィリピン人の母と暮らす高校生の純悟。父については何も聞かされておらず、毎月振込まれる養育費だけが父とのつながりだった。純悟には同性の恋人・優助がいるが、彼からパートナーシップを結ぶことを望まれても、自身の生い立ちが引け目となり決断できずにいる。そんなある日、母が自宅に恋人を連れて帰り、再婚したいと話す。見知らぬ男と一緒に暮らすことを望まない純悟は、実の父を探すことにするが……。(映画.comさんより)
【かんそう】
大阪アジアン映画祭でも上映されて、「来るべき才能賞」を獲っていましたねー。
まさに英題『Angry Son』そのもので、主人公の純悟はずーっと怒ってました。
でもそれは、純悟が小さい時からの積み重ねなんだろうなぁ。
「いてほしい時にいなかった」
とも言っていたので、寂しさもあるのかな、と思ったり。
とにかく純悟自身いろいろと抱えていて、彼自身ゲイであり、母レイナがフィリピン人、そして母は森下さんという無職のおじさんと結婚するという…
毎日 母とはケンカばかり!
ずーっと落ち着かない状態!
純悟が実の父親を探しに行くところがあるんだけど、この男性といい、無職の森下さんといい、ふたりとも悪い男性ではなく、レイナも完全なるクズ男を選んでるわけじゃないんやなぁーって思いました。
純悟があまりにも怒ってばかりいるから、一体どーしてほいしねん!!って半ばイライラして観ていたら、無職の森下さんが私の代わりに純悟にズバッと聞いてくれましたわ。
やるやん…無職の森下さん!!
↑
真ん中の男性が森下さん
…あとは就職やな!![]()
監督自身がトランスジェンダーということもあってか、LGBTQ関連の事がしっかり組み込まれている作品でした。
舞台となった群馬県は2020年から県単位ではありますが「ぐんまパートナーシップ宣誓制度」を実施しているそうです。
また、物語にがっつり絡んでくるわけではないのですが、アセクシュアルの女学生が出ていましたね。
彼女に関しては今回は登場しなくてもよかったかな?と思いましたが…。
その他、差別的な内容も入っていたりして、観ていてしんどいことも多かったですが、監督の熱い思いが込められた作品で、観て良かったです!
※画像はお借りいたしました。
うりぼう4つ:
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2023.1鑑賞
ありがとうございました![]()

