アウシュヴィッツ・レポート | シネマド館

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世界の映画を見ていると世界を旅しているように感じる・・・というブログではなく単なる「映画」と「おでかけ・旅行」をメインにしたブログです。とは言いながらも結構他のことも書いてます・・。

早く!!
 アウシュヴィッツ・レポート
(2020年/スロバキア・チェコ・ドイツ/94分)
 
監督:ペテル・ベブヤク
 
【ストーリー】
第2次世界大戦中の1944年、ユダヤ人が収監されたアウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所で、過酷な労働を強いられて殺害される人々の遺体記録係をしているスロバキア人のアルフレートは、ナチスドイツによる、その残虐な行為の証拠を持ち出し、有力者に届けるために脱走を企てる。協力した仲間たちは「正直に話せば全員宿舎に戻れるんだぞ」と執拗に拷問されるが、アルフレートたちはホロコーストの真実を世界に伝えるため国境を目指す。奇跡的に救出された2人は、赤十字職員にアウシュビッツの実態を告白し、レポートとして提出するが……。(映画.comさんより)
 
 
【かんそう】
 
「過去を忘れる者は必ず同じ過ちを繰り返す」byジョージ・サンタヤナ

ショッキングな映像で始まり、緊張の脱走、見てられへん拷問、今も昔も変わらないお役所体質。

どれもこれもが、事実に基づいて描かれているというこの作品。

彼らの決死のレポートにより、12万人以上のハンガリー系ユダヤ人がアウシュヴィッツへの強制移送を免れました。
 
当時、行われていたことは絶対に繰り返してはならない歴史的事実であり、後世は教訓とすべきだと思うのですが……

エンドロールで流れたヘイトスピーチの数々にどん引きガーン

今もヘイトスピーチが はびこっているのはわかってはいるのですが、あの作品のあとに聞くと落ち込み具合が増します。真顔


冒頭の言葉が刺さりますわー
 
忘れたらあきませんね。


監督はペテル・ベブヤク氏

EUフィルムデーズで観た同監督作の『境界線』がとてもおもしろくて今回も楽しみにしていましたが、こちらは事実をもとにしているだけあって重かったですねー。
 
94分以上の重さを感じました。


クラッカーくうこのおまけクラッカー

どうでもいいことなんですけど

「ジョージサンタヤナ」

て入力したら変換候補の1番目に

ジョージ三太やな

と出てきました。

 
…誰?!凝視
 
 
うりぼう4つ:いのしし いのしし いのしし いのしし
 

2019.9鑑賞

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ありがとうございましたメモ