世界は恐怖する 死の灰の正体
(1957年/日本/82分)
監督:亀井文夫
【しょうかい】
「生きていてよかった」「流血の記録 砂川」(編集)の亀井文夫が、原水爆実験が生み出す“死の灰”の恐るべき実体を伝え、全世界の良心に訴える長篇記録映画。各大学、研究所の多くの科学者の協力により完成されたもの。解説は亀井文夫戦前の名作「信濃風土記・小林一茶」で組んだことのある徳川夢声。16ミリ。(映画.comさんより)
【かんそう】
京都文化博物館の【京都府所蔵 記録映画傑作選】にて鑑賞しました。
数年前に亀井文夫監督作品『上海 支那事変後方記録』を観た時、とてもおもしろくて他の作品も観たいなぁと思っていたら、この企画で亀井監督作品が2本上映されるということで足を運びました!
まずはこちらの『世界は恐怖する』
放射能の恐ろしさが記録されておりますが、これ、なぜかYou Tubeに丸々あがっています…
冒頭からいきなりネズミを使った実験が映し出され「うぅ…」となりますがこのドキュメンタリーにはちょいちょい動物実験が映るのでそのたびに「うぅ…」となります![]()
原爆や水爆実験で飛び散った放射能って、相当な範囲で飛び散り(遠い国の遠い場所にすら少量は飛び散っている!)、しかも、すごく長い時間 土とかに留まってるんですね。
そのデータなんかも出てきます。
あまり詳しいことはわかりませんが
「マイクロマイクロキューリー」
という単位だけは何回も出てきたので言葉だけですが覚えました!
私が使う時はないけれど!
「広島や長崎を見て考えたことは、原爆や水爆を使ってまで守らなければいけないものが、いったいこの世にあるのだろうか?」
と言う亀井文夫監督。
ほんとそうよなぁ。
動物実験の結果や、様々なデータ、そして放射能で苦しんでいる人々や影響を受ける子供たちが出てくる本作は、まさに放射能の恐ろしさをストレートに訴えていると思います。
この作品は1957年制作ですが、原爆が存在する限りこの作品も存在し続ける、存在し続けなくてはならないと思いました。
うりぼう5つ:
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2021.3鑑賞
ありがとうございました![]()
