助走をつけて高く飛ぶ!
滑走路
(2020年/日本/120分)
監督:大庭功睦
【ストーリー】
厚生労働省の若手官僚・鷹野は、激務の中で仕事への理想を失い、無力な自分に思い悩んでいた。そんなある日、非正規雇用が原因で自死したとされる人々のリストが、NPO団体によって持ち込まれる。追及を受けた鷹野は、リストの中から自分と同じ25歳で自死した青年に関心を抱き、彼が死を選んだ理由を調べ始める。一方、将来への不安を抱える30代後半の切り絵作家・翠は、子どもを欲する自身の思いを自覚しながらも、夫との関係に違和感を抱いていた。また、幼なじみを助けたためにイジメの標的となった中学2年生の学級委員長は、シングルマザーの母に心配をかけまいと1人で問題を抱え込む。それぞれ悩みを抱える3人の人生は、やがてひとつの道へと繋がっていく。(映画.comさんより)
【かんそう】
やーっと2020年12月鑑賞分に突入〜
事前情報など何も入れずに珍しく題名見たときの直感で観に行った作品です。
この作品に主演されている水川あさみさんは、2020年 第94回キネマ旬報ベスト・テンで主演女優賞を受賞されていますね。
おめでとうございまーす![]()
この『滑走路』と『喜劇愛妻物語』の2作品で受賞されていますが喜劇〜は観れてませんねぇ![]()
喜劇の方は皆さんの感想読んでると、多分はっちゃけあさみなんだろうなぁ。![]()
『滑走路』のグッと抑えた演技もとてもヨカッタです。
さて、映画の方ですが、3つのお話から成り立つ作品です。
もうブラックやん!な厚生労働省で働く鷹野(浅香航大さん)が興味を持ったのは同じ25歳、自殺で亡くなった非正規労働者の青年。
彼のことを調べていき、行き着いた先が…
そして水川あさみさん演じる切り絵作家の翠。
夫と仲良く暮らしていたが年齢的にも子どもが欲しいと願うが…
この夫がなぁ…
私はあかんかったなぁ…嫌いなタイプと言いますか…
何か決める時はいつも「翠はどうしたいの?」と聞くのもなんか責任逃れな姿勢に見えて卑怯な感じしたし。
彼が職を失った時の態度もなー![]()
そういう態度になっても仕方ないか、ではあったけれども。
そして、下の画像のシーン「あーわかるー」でしたわ。
そしてそして中学生の学級委員長。
いじめられていた幼馴染を助けたことから今度は自分がいじめられる標的に…
…という、3つのお話で構成されていますが、とてもうまく組み立てられていました。
私は最後の中学生のパートでグッズグズに泣きました。
久しぶりにこんなに泣いたかも、てくらいに。
壮絶でしたが、青春やわぁ~、なところもあり、3つの中では一番好きだったなぁ。
下の名前で呼んでもらう…かぁ~![]()
ここからちょっと結末わかっちゃうかも、ですが…
彼には滑走路を走りきって飛んでほしかった。
羽ばたいてほしかった。
でも…
でも…
それは私の希望にしかすぎません。
彼は…
とてもがんばったよね!!
力いっぱいがんばったよね!!!
絶望させられるのが人であっても、希望を持たせてくれるのも、また人だったりするよなぁ、と思いました。
観てよかったなぁ…と思えた作品です。
うりぼう4つ:
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※画像はお借りいたしました。
2020.12鑑賞
ありがとうございました![]()







