なんでなん?
SKIN/スキン
短編・長編
監督:ガイ・ナティーブ
【短編】(2018年/アメリカ/21分)
レイシストの父親に洗脳された少年が引き起こす悲劇を通して、子どもの目線を交えながら人種差別問題を描く。(映画.comさんより)
【長編】(2019年/アメリカ/118分)
白人至上主義者に育てられ、スキンヘッドに差別主義者の象徴ともいえる無数のタトゥーを入れたブライオン。シングルマザーのジュリーと出会ったブライオンは、これまでの憎悪と暴力に満ちた自身の悪行の数々を悔い、新たな人生を始めようと決意する。しかし、かつての同志たちは脱会を許さず、ブライオンに執拗な脅迫や暴力を浴びせてくる。そして彼らの暴力の矛先はジュリーたちにも向き始める。(映画.comさんより)
【かんそう】
短編付き上映を鑑賞。
扱っている題材は同じで監督も同じですがラストが真逆の短編と長編!!
短編のほうが衝撃的でインパクト大でした。
何でなんやろ。何がそんなに彼をあんな思いでいっぱいにさせるんだろ…
と思いながら長編に入る…
やっぱり育ってきた環境っていうのが一番大きいのだろうか。
彼もあの団体に拾われてなかったら、あーんなにゴリゴリの白人至上主義で、敵対心むき出しで攻撃的な活動しなかったんじゃないだろうか…て思ってしまう。
しかも、1回入ったらそうは簡単に抜け出せない…
抜け出すのも、タトゥーを削るのも相当な覚悟がないと無理だと思うので単純に最後までよくやり切ったなぁ、と思います。
あと、彼の「転向」を最後まで支えてくれたあの方の存在も本当に「いてくれてありがとう」です。
でも、ブライオンには過去の事は忘れないでほしいです。
ブライオンは彼女との出会いがきっかけで脱退を決意したと思うのですが、そんなに強く決心させる出会いだったんだなぁ…
先ほども書いたけれど、相当な覚悟がないとあれは難しいと思うので。
実際劇中も苦しんでいる様子が描かれていたし。
彼女の事を盲目的に好き、とかじゃなくケンカも普通に、しかも激しくするところが良かったです
うりぼう4つ:
2020.7鑑賞
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ありがとうございました