IMFは国際通貨基金
国家が破産する日
(2018年/韓国/114分)
監督:チェ・グクヒ
【ストーリー】
1997年の韓国。韓国銀行のハン・シヒョン(キム・ヘス)が通貨危機を予測し政府は非公開の対策チームを招集するが、国家の破産までわずか7日に迫っていた。同じころ、危機の兆候を独自に察知した金融コンサルタントのユン・ジョンハク(ユ・アイン)は、一獲千金をもくろむ。一方、町工場の経営者ガプス(ホ・ジュノ)は、大手百貨店との大型取引を手形決済の条件で引き受ける。(シネマトゥデイさんより)
【かんそう】
先日、『タクシー運転手 約束は海を越えて』『1987、ある闘いの真実』と続けて韓国民主化闘争の映画の感想を書きました。
今回はこちらの通貨危機を描いた『国家が破産する日』の感想を書かせていただこうと思います。
この作品は民主化闘争のお話ではないのですが、80年代の民主化闘争からの民主化成功、そしてその翌年にはソウルオリンピック開催!と、80年代の韓国は犠牲になった方々の数は多かったのですが、前へ前へぐいぐい!!なイメージがありました。
が、この映画で描かれている通貨危機はそのわずか10年後に韓国が実際に陥った状況をベースに描かれていて、まさか10年で?!という驚きがありました。
なので今回はこの作品の感想を・・・と思いまして。
こちら、実話をもとにしていますが、テンポもよく、しっかりエンタメ作品に仕上がっていたなぁ~という印象です。
先日感想を書かせていただいた2本も社会派ながらもちゃんとエンタメ作品でしたなぁ。
この1997年の通貨危機を、何とかして乗り越えよう、国を助けようとする女性。
この通貨危機をチャンスとして捉えお金儲けに走る男性。
その男性をユ・アイン君が演じてましたねー
大口注文の支払いを手形決済にしたばかりに現金が手に入らず経営難に陥る中小企業の経営者。
物語は主にこの3人の視点から描かれていて、わかりやすく、また、物語に入りやすかったです。
とはいえ時々「?」だったけど・・・
でもこれ、主人公のハン・シヒョンのみの視点で描かれていたら私の場合「え?」「で??」の連続だっただろうな。
韓国の20年前を描いた作品だけど、今の日本とかぶるなぁ、と思えるところもあったし、「今後日本はこういう事態には陥りません!」なんてのも言えないよなぁ、と思いました。
うりぼう4つ:
※画像はお借りいたしました。
2020.1鑑賞
ありがとうございました