男前さんあつまれー！！
孤狼の血
（2018年/日本/126分）
監督：白石和彌
【ストーリー】
昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島・呉原で地場の暴力団・尾谷組と新たに進出してきた広島の巨大組織・五十子会系の加古村組の抗争がくすぶり始める中、加古村組関連の金融会社社員が失踪する。所轄署に配属となった新人刑事・日岡秀一は、暴力団との癒着を噂されるベテラン刑事・大上章吾とともに事件の捜査にあたるが、この失踪事件を契機に尾谷組と加古村組の抗争が激化していく。（映画.comさんより）
【かんそう】
※ネタバレしています～※
白石和彌監督作品です！
もう見てるだけで痛くて痛くて目っギューン！！！なシーンも多かったですが、渋い男前俳優さんが結構出ていて目の保養にもなりました。
竹野内豊さんもかっこよかったし～
江口洋介さんもとってもかっこよかったです
そして白石監督作品に欠かせない音尾琢真さん！！
今回も笑わせてくれたー！！アイスコーシーね！アイスコーシー
もちろんメインの役所広司さん、松坂桃李くんもかっこよかったですが、これ、全員広島弁を話していたっていうのもかっこよさ倍増でこの映画を味わい深いものにしていたように思います。
広島の方からしたら皆さんの広島弁はどうだったのかしらー？と思ったりしましたが。いけてたのかな？
暴力団同士の抗争を警察が目を光らせながらもコントロールしているという点が先日感想を書かせていただいた『犯罪都市』にもちょっと似ているなぁ…と今思い出しました。
でも、この映画の中で私が一番印象に残っているのって松坂君演じた新人刑事・日岡かなぁ。
彼の上司でもある大上刑事（役所広司さん）はあまりにもハチャメチャすぎて日岡は気に入らない。
しかも別の上司からの依頼で大上の身辺スパイ活動をもしている日岡はますます大上刑事が気に入らない。
しかし・・・ある事件きっかけで大上の本質を知った日岡。
ここからの日岡の変貌ぶりにゾクゾク・・・！！
さすが頭の良い日岡！大上刑事の「ヤクザは単なるコマ」という言葉をうまく利用してましたよねぇ。
「THE☆ヤクザ映画」だったかもしれませんが新人刑事日岡の成長物語としても観ることができておもしろかったです！
※画像はお借りいたしました。
うりぼう4つ：
2018.6鑑賞
ありがとうございました