(2017年/チェコ・フランス・イギリス/120分)
監督:ショーン・エリス
【ストーリー】
第2次世界大戦下、ナチスの実力者ラインハルト・ハイドリヒは、“金髪の野獣”と恐れられていた。彼の暗殺を企てたイギリス政府とチェコスロバキア亡命政府の指令を受け、ヨゼフ(キリアン・マーフィ)やヤン(ジェイミー・ドーナン)ら7人の暗殺部隊がチェコ領内に潜入する。現地のレジスタンスの協力を得て襲撃計画は実行されるが、ナチスは壮絶な報復に乗り出し……。(シネマトゥデイさんより)
【かんそう】
私の中でいまだに引きずってる映画です。
会社のカレンダーが毎月世界の美しい風景を撮影したものだったのですがチェコの月の時は見るたびにこの映画を思い出していました。
・・・関係ないのにねー
もうひとつ関係ないのが「ナチの野獣」と入力しようとしたら我が家のパソコンったら
「那智の野獣」
て変換されます。
・・・関係ないのにねー
さて、映画の方ですが、最初にパラシュート隊員としてヤンとヨゼフがプラハに潜入した冒頭から緊張感が漂います。
ミッションは「金髪の野獣」ことハイドリヒの暗殺です。
「エンスラポイド作戦」というそうですね。
私はこの作戦のこともチェコが第2次世界大戦ではドイツの占領下にあった、ということさえも知りませんでした。
映画はいろんなことを教えてくれるありがたい存在ですなー
ヤンとヨゼフはチェコにいる隠れ同志にうまくかくまってもらいながらハイドリヒの行動を調べ、決行の日を待ちます。
そしていざ決行!!も緊迫感あふれてましたがそれからの更なる緊迫感たらもう!!!
暗殺は成功したものの、この彼らの行動へのドイツの報復がすさまじかった・・・
この報復で何も関係のないチェコ人は5000人以上殺されたそうです。
あまりにもひどすぎる仕打ち…観ているのがつらかったです。
ヤンとヨゼフをかくまっていた家族への拷問ももう・・なぁ・・・
一人の裏切りによりヤンとヨゼフ、その他の仲間たちが暗殺後に隠れていた大聖堂がばれてここにもナチス親衛隊が。
パラシュート隊員7人 VS ナチス親衛隊750人
ここから6時間にも及ぶ攻防戦が繰り広げられます。
この人数で6時間!!!
この死闘もすごかった・・・
史実なので結果はわかっているのですが、最後まであきらめなかった彼らに涙。
ずーっと一緒だったヤンとヨゼフ・・・
結果はああだったとしても最後まで一緒にいさせてあげたかったわ。
うりぼう5つ:
2017.9鑑賞
ありがとうございました