毎年恒例のベスト10です☆
今回は昨年初の劇場公開のものだけを対象にしました。
2012年は珍しく劇場で100本くらい観ているから洋画と邦画と分けてもいいのかも・・・と思ったけど、分けずにいきますわ。(めんどいだけ)
私の大好き度が高い、というだけのベスト10です。
素晴らしさがどうの、とかそういうのではなく、ほんと私の独断と偏見ですよー。
今年はもう、ダントツで1位が決まってました。
これ以外私には考えられなかったです。
1位 無言歌
昨年の初映画がこれだったのですが、もう、衝撃すぎた。
ドキュメンタリーじゃないのか?!というくらいにリアルだった。
しかし、後半女性の登場によってスクリーンの中で「感情」がグラグラグラっと動いた時、私はもう、ゾクゾクっとした。
この映画を撮るために文字通り命がけで撮影に挑んだワン・ビン監督。
シナリオも二つ用意したらしい。(カモフラージュ用ね)
なんか他にもエピソード聞いたなぁ・・・
見ごたえのある映画だった。
2位 裏切りのサーカス
あのレトロなイギリスの雰囲気がねぇ~
もう・・・ねぇ~
好きですねん・・・
数回観たうちの1回だけフィルム上映だったのだが、重厚な、どよよぉぉん・・・とした雰囲気がフィルムのどっしり感とピッタリマッチしていてしびれたなぁ。
部屋が狭く、収納に困るので滅多にパンフレット買わないのだが、これは・・・ついに買ってしまった。
3位 風水
東京国際映画祭で観た映画。
かなりパワーのある映画だった。
あの主人公がパワフルだっただけかもしれんけど。
でも、面白かった。
食事や生活風景なんかを観ているだけでも面白かったな。
4位 桃(タオ)さんのしあわせ
12月に観たのだが、とても優しさに溢れる映画で「人は一人では生きていけない」というのももちろんだが、「人は一人じゃ寂しすぎる」ということも強く感じた。
ディニー・イップの表情、アンディ・ラウの優しいまなざし・・・心が癒されたぁ・・・
5位 桐島、部活やめるってよ
ただただ面白かった。
作りも面白いし、小ネタも面白いし、主人公の前田が桐島とはなーんも関係ないのに桐島が部活をやめるという事件にどんどんどんどん巻きこまれていく様子も面白かった。
友人のタケちゃんも大好き♪
6位 ル・アーヴルの靴みがき
この世知辛い世の中・・・こういう奇跡があってもいーじゃあーーーりませんか!!
内容的にはドタバタコメディにできそうなものだが、カウリスマキ監督にかかると、ああいう独特の淡々タタタン・・・という雰囲気になるのもカウリスマキ好きにはたまりませんなぁ。
7位 キツツキと雨
好き。
沖田監督の笑いのセンスが好き。
8位 ミロクローゼ
好き。
石橋監督作品の世界が好き。
9位 ベイビーズ~いのちのちから
なんやろね。ただ4カ国の赤ちゃんを追いかけただけのドキュメンタリーやのにすごく心に残ってる。
人の子供の映像なんておもろいのか?!と思ってたんだけど、すごく素敵だったし面白かった。
癒されるだけでなく、力強く生きて行くベイビーズに元気をもらえる。
10位 隣る人
実の親と一緒に暮らせない子供たちが暮らす施設で8年間日常に密着したドキュメンタリー。
全力で愛を求める子供たち。
全力で愛をそそぐ保育士さんたち。
血のつながり・・・というけれど、ここにはそれ以上の愛情があふれているように思った。
以上10本。
毎度のことだけど、今回も6位以下はもう順位あってないようなもんですわ。
もし、2012年初公開に限ったことでなければ『泥の河』も絶対入れてたねー。
あとは、ベスト10!と言われたら入れるかどうか迷うなー・・・だけど好きだなーって作品がいっぱい。
・宇宙人ポール・・・ばかばかしくてよかった
・チベット犬物語~金色のドージェ・・・話題になる要素いっぱいあったのに空振りだったアニメ。私は好きだったよ。
・ヒミズ・・・最後泣けて仕方なかった
・サウダーヂ・・・パンチあったわー
・メランコリア・・・映像の美しさ!!
・戦火の馬・・・ジョーイーーー!!!
・わが母の記・・・希林さーーーーん!!!
・僕達急行 A列車で行こう・・・森田監督ーーー!!!
・ブライズメイズ~史上最悪のウェディングプラン・・・アラフォーにはわかる・・・
・アーティスト・・・わかりやすすぎてどうよ?てくらいわかりやすいのにめっちゃ泣いた。
・女ドラゴンと怒りの未亡人軍団・・・みうらじゅんさんと安齋さんのツッコミが笑えた。
・さあ帰ろう、ペダルをこいで・・・意外と良かったんよね、これ。
・この空の花 長岡花火物語・・・大林監督のあふれんばかりの想いが画面から豪速球で伝わってくる。
・苦役列車・・・森山未來くんのあのダメっぷり!!実際あんな人がいたら絶対イヤ!とまで思った。
・オロ・・・私にチベット問題を意識させてくれるようになった。
・少年は残酷な弓を射る・・・題名で全てがわかるこの映画!そういうことだ!!
・あなたへ・・・高倉健さんの大人のラブストーリー。
・死刑弁護人・・・私に死刑問題を意識させてくれるようになった。
・かぞくのくに・・・悲しかった。決して元に戻れない「現状」自分が決めてそうなったわけでもないのに。
・籠の中の乙女・・・ひーーーーっ!!
・As luck would have it・・・みんなみんな家族を思っているのにね。
・アルゴ・・・最初から最後までずーーーっとハラハラドキドキ!!!
・ふがいない僕は空を見た・・・せつなかった。いろんな闇を抱えていたとしても人は生きて行く。生きていける。
・・・結構ありますな。
でも、それだけたくさん素敵な作品に出会えたってことだと思うのでとても嬉しい。
皆さんも私も・・・今年もたくさん素敵な作品に出会えますように