エル・グレコ展 | シネマド館

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世界の映画を見ていると世界を旅しているように感じる・・・というブログではなく単なる「映画」と「おでかけ・旅行」をメインにしたブログです。とは言いながらも結構他のことも書いてます・・。

エル・グレコ・・・本名:ドメニコス・テオトコプーロス


エル・グレコは「ギリシャ人」を表すあだ名だそうだ。



そう、エル・グレコはギリシャのクレタ島の出身だったのだ。







ということで!!!




前売りを買っていたのだがもうあと数日しか日がなーーーーい!!という時に鑑賞。



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平日の午後に行ったのだが、予想していたよりは人が少なかったかな。


途中休憩している時に横に座った女性二人が



『今日は空いてるらしいよー』



て言っていたのでラッキーな日に行ったんやなー。




で!心地よい暖房とエル・グレコさんの素晴らしい絵のコラボで私のまぶたはトローンと・・・



立ってるのがやっと・・・というくらいに眠たくて眠たくて・・・・




グレコ・・・ごめん・・・





ふらふらで鑑賞。




人が少ないとは言え、ベンチはどこも人でいっぱい。


やっと見つけたベンチにへたれこむ。



すると私の横(さっきに女性二人とは逆側)に和服姿の若い男性が座る。



その瞬間その横に座ってたおっちゃんが




「あんた、ぼんさん(坊さん)か?!」




と、その男性に話しかけた。



和服=お坊さん



安易な発想で若い男性のプライベートに土足で踏み込む。



「いいえ。違います。」



若い男性、やんわりと否定。



そのおっちゃん、まだまだ食いつく。



「ほな、踊りやってる人か?」




「いいえ。違います。」




「こういう展示されてる絵ってな、結構ニセモノもあるんやで」




って、何の話しやねん。



そこから絵について何かヤイヤイ話してはって、その若い男性も「はい。」「そうですか・・」と聞いてあげている。



とっても優しい男性やなぁ・・・と感心。



しばらくするとその二人は去って行ったけど。


ついでに私の眠気も去って行ったけど。



エル・グレコの絵ってかなりインパクトあるんやけど、それに負けないほどのインパクトのあるやりとりだった。





エル・グレコの絵って上に~上に~っていうイメージがある。


新婚旅行でトレドにも行ったのだが、そこで観たエル・グレコもやはり上にー!上にーーー!!って感じだった。



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観たのはこの絵。

『オルガス伯の埋葬』



だけど、今回観た中にはそうでないものもあって、いろんなエル・グレコ作品が観れてよかった。



あと、顔の表情もなんとなく独特な感じがして印象深いのだが、優しい表情のものもあるんやなーというのも発見。



撮影コーナーというものが設営されているのだが、この絵の表情なんかはとても優しい。
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うん。やっぱり、今回観に来てよかった。


途中フラフラやったけど・・・






エル・グレコ展を鑑賞し、そのあと、宮永愛子さんの『なかそらー空中空』を鑑賞。


このコーナーは珍しく写真撮影OK!!!シネマド館-撮影


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ま、料金の一部だしね。観とこっかなー・・・という庶民的な感覚で行ったのだが・・・




いやいや、どうしておもしろいやん?!


常温で昇華するナフタリンを使用した作品展。

時間と共にうつろいゆく事象を作品としてきたようだ。


そういえば先日観たアラーキーの作品展も特殊なフィルムで現像までの日々変化し続けるとかなんとかだたよなぁ・・・



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ぼけててごめんなさい・・・





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冬の日暮れは早いもので美術館の外に出たらもう真っ暗でした・・・


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そうそう。この美術館の飲料水(無料)はおいしいので今回もいただきました☆