ずーっと母。ずーっと息子。
わが母の記
(2011年/日本/118分)
監督:原田眞人
【ストーリー】
昭和39年。小説家の伊上洪作(役所広司)は実母の八重(樹木希林)の手で育てられなかったこともあって、長男ではあるが母と距離をとっていた。しかし、父が亡くなったのを機に、伊上は母と向き合うことになる。八重もまた消えゆく記憶の中で、息子への愛を確かめようとしていた。(シネマトゥディさんより)
【かんそう】
試写会にて鑑賞。
4月はこれと、「ももへの手紙」・・・と、2本も試写会に行かせていただき大変おいしゅうございました。
しっかぁも!!2本ともとてもよかった!!!
こちらは正直、最初そーんなに観たいと思わなかった。
試写会への応募も1回くらいしかしなかった。
でも会社の方が誘ってくださり足を運んでみると・・・・
試写会観た後に何度か劇場で予告編観たのだが、なんかもったいないなぁ・・・
予告編で受ける印象より本編はずっと良いからさ。
あれだけの俳優陣を揃えたのだからそりゃぁ、感動するでしょうよーてな見方もあるかもしれないけれど、やはり監督・脚本などなどが優秀でないと「せっかくあんだけええ俳優さん揃えてんのになぁ・・・」という感想になるよね。
でも!俳優さんについて言うなら樹木希林さんがすごすぎた!!!!
役所さんも他の女優さんたちもよかったけど、樹木希林さんがもう・・・素晴らしかった。
たとえ他の役をがらっと総替えしたとしても樹木希林さんだけは替えられへんのちゃうやろか。
彼女の演技で笑いが起こったりする。
笑ってもええんかなぁ・・・と心の中で思いながらもついつい「ぷふっ」と笑ってしまう事も何度か。
かわらしかったのよ、樹木さんが。
そんな事言ったら不謹慎なのかもしれないが。
そして、映画とは関係ないのだが、私が「いいなー」と思ったのは、あの時代はテレビゲームや携帯、ネットがなくても家族が集まればそれだけで楽しくてとても充実した素敵な時間になったんだなぁ、ということ。
そういうシーンが何度か出てくる。
確かに私が小さいころも家族でご飯食べてるだけでにぎやかで楽しかった。
今はみんな忙しくて逆にこういう何気ない日常が贅沢な時間なのかもしれないね。
この映画では息子と母の想いのすれ違い→想いが重なる瞬間が描かれている。
お互いの想いが重なるまでは(もちろん)ずっとすれ違っているのだが、すれ違っていても、やはりどこかでつながっており、相手を思っているもんなんだなぁ・・・というのがこの映画を観ているとわかる。
実際の親子関係もそうだったりするんだろうな。
若い人よりは少し年齢を重ねた人の方が映画に入りこめるかな??
すごくスローで丁寧に描かれているけれどなぜかすっきりさわやかな印象の映画でした☆
くうこのおまけ![]()
南果歩さんが「どうしたの?電話なってるじゃない!どうしてだれも出ないの?」という感じのセリフがあるのだが、その間中ずーーーーっと横の人の携帯がマナーモードでぶーっぶーっぶーっと震えていた。
ばつの悪そうな感じでカバンの上からぎゅっと握ってはったけど。
すごいタイミングで笑ったわ・・・
うりぼう4つ:
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