2011年劇場で観た映画myベスト10 | シネマド館

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世界の映画を見ていると世界を旅しているように感じる・・・というブログではなく単なる「映画」と「おでかけ・旅行」をメインにしたブログです。とは言いながらも結構他のことも書いてます・・。

あけましておめでとうございます。

今年も引き続きよろしくお願いいたします☆



ということで今年最初の記事はもう振り返り?!の2011年ベスト10です☆

2011年は試写会、独立電影など合わせると60本くらい劇場で鑑賞しました。



では・・さっそく・・・



2011年くうこの映画ランキング


1位  ベニスに死す


すぐにこれが頭に浮かんだ。

いつ思い出しても胸がキュッキュキューン!と苦しくなる。

セリフが少ないのだがその分アダージェットの曲が存分に官能的で美しく響く。

アシェンバッハの苦悩と歓喜がこちらの胸の奥まで伝わってくる。

本当に素晴らしい映画だった。



2位  未来を生きる君たちへ


スパーン!ときれいに答えが出るような問題ではないが、きちんとまじめに取り組まれた映画だったし、最後には希望が持てる温かい終わり方だった。

これも心に響く良い映画だったわぁ・・・



3位  奇跡


もう、子どもたちの子どもらしさにメロメロ。かわいい子どもには旅をさせろ、ではないけれど、でも子どもたちの旅(冒険)によって子どもだけでなく大人たちもちょっぴり成長したような感じがよかったわ。

子ども時代そうだったよなぁ・・・と子ども目線の撮り方もとてもワクワクさせてくれたわぁ♪

すごくよかった!!



4位  スーパー!


なんてことはないおっさんが主人公だし、やりすぎだし、「はぁ?」の連発なんだけど、最後は号泣していた私。あそこまで人を愛せたら幸せだよなぁ・・・と主人公のおっさんがちょっと羨ましかった。

そしてそして!!エレン・ペイジがまぁかわいらしいキスマーク

エレンちゃん好きさんにはぜひ観てもらいたいわ!!!




5位  Peace


観察映画と言いながらもなぜかそのシーンに入りこんでしまっているかのような感覚に陥らせてくれる想田監督マジック。

他人の少しの想いやりと寄り添いがあるだけでこんなにも違ってくる日常。それを気づかせてくれた映画だったな。



6位  ラブ・アゲイン


うまい!うまい作りだった。ドタバタラブコメとは全然違う大人のラブストーリー。コロッケ靴ばっかり履いてたらあかんな・・・と思わせてくれた。



7位  ステキな金縛り


幸せな気持ちにしてくれる映画。中井貴一さんにやられました・・・

手品も上手やったよ・・・貴一・・・



8位  マネーボール


そんなにパッと華やかな映画ではないのだけれどなぜか印象に残る映画。ブラピのかっこよさも印象深い。

数字を追いかけているように見えるがその根底にあるのは野球への熱い熱い思い。



9位  ブラック・スワン


ナタリー・ポートマンの演技!息するのも忘れるくらいのめりこんで見てしまう。

恐かったけれどそれだけ真に迫るものがあったよね・・・



10位  恋の罪


あそこまでは堕ちることないやろう・・・・と思いがちだが、でも人生何があるかわからんしどんな女性も可能性はあるよなぁ・・・とちょっとゾッとした。

それでもいずみがどんどん解放されていく様子は見ていてなんだかすがすがしかったわ。




あと、インディペンデント映画なんだけどリー・ホンチー監督の『ルーティーンホリデー~黄金周~』というのがとても面白かったのよね。


このリー・ホンチー監督・・・私はいつか必ず有名になる!と思ってる。

今でもヨーロッパの方では上映されてたりするらしいのでちょっと名はあるのかもしれないけれど・・・


この監督自身も面白い方だし、視点が変わってるんよ!!!

もし映画が公開されることがあればちょっとチェックしてみてくださいませ~




ベスト10では上記のような10作品を選ばせていただきましたが、3位まではすぐに出てきたんだけど4位以下はもう、順位があってないようなものですわ。



2011年はいわゆる商業映画と呼ばれるものも観るようにした。

映画祭のぼらんてぃあをした時に某国の映画監督さんが


『自主制作もいいけれど、商業映画と呼ばれるものがすたれると国の力も上がらないからね。商業映画も大切なんだよ』



みたいな事をおっしゃってたのが印象深く、それ以来シネコンで上映される映画もちゃんとチェックするようになったし興行収入みたいなものも見る機会があれば目を通すようになった。


それに、インディペンデント出身の映画監督さんたちもちゃんとそういうハリウッド系や規模のでかい映画も観ていて、とにかく古いのから新しいのまでジャンル問わずたくさんの映画観てはるねん。

トークショーなどでも「とにかく映画はたくさん観るようにしてる」って言ってはったし。


なので私も別に単館系にこだわっていたわけではないんだけど2011年は幅を広げようと心掛けてみた。

(別に映画関係の仕事してるわけでもないのに・・・)


2012年も劇場派の私は時間とお金が許す限り劇場に足を運びたいと思っている。




ということで2012年もダラダラと書き続けると思いますが何卒よろしくお願いいたします。シネマド館-礼

もうちょっと感想を短くまとめられるように頑張ります!!(好きな映画だとつい長くなっちゃう・・・)



今年は昨年よりも明るい1年になりますように・・・晴れ