岐阜県郡上八幡の
助産師＆針灸師の
加藤祐里です。
3月から家から
ほとんど外出してない
中3の息子が
いよいよ
「お母さん、何のために
勉強すれば
いいのか分からんく
なってきた」と
言うようになりました。
いいですね！
よい気づき！
このまんま
コロナ騒動が続けば
今はとりあえず
一人10万円だけど
そのうち否応なく
「ベーシックインカム」
（必要最低限、生きていくために
必要なお金を国が
全国民に保障する）に
せざるおえなく
なってきて
あんたが社会に
出るころには
お金のためだけに
嫌々我慢して
働いている人とか
いなくなるんんじゃない？
と答えました。
まだまだ彼の中には
「だって、そんなんじゃ
経済が成り立たないじゃん」
と言い返して
きますけど
今までだって
上手くいっていると
みせかけられて
いただけで
ブラックな労働とか
低賃金とか
すでに成り立っていない
誰かの犠牲のうえ
だったんだから
逆に今までが
まぼろしだったの！
むしろ、
ストレスがなくなって
自殺したり
鬱で苦しむ人が
いなくなって
例えば小さなお母さんが
子どもと過ごす時間が
増えれば
もう一人産みたいと
思えるかもしれない、
お父さんが毎日
遅くまで仕事しないで
やりたいだけ働いて
とっとと家に帰れば
お母さんも「孤」育てに
ならない。
田舎の子が
無理やり、都会で
働かなくても
先祖代々の
田んぼや山を守って
自然環境が豊かな土地で
家族みんなと
仲良く暮らせる。
社会がお金儲けを
追求しなくなったら
国が亡びるじゃん、と
思いの方も
まだまだたくさん
いると思いますが
お金儲けが好きな人は
せっせとやれば
いいのです。
ただ、「嫌々、働かされる」
下々の者がいなくなるだけです。
あなたのことを
尊敬して
あなたのためなら
死んでもついていきます、という
人だけ
あなたの思うように
働いてくれます。
豊かさを奪い合うような
今までの経済優位の
価値観がなくなれば
戦争がなくなります。
無駄に人が死んだり
国を奪われて
大切な人を殺されて
憎んだり恨んだりする
エネルギーが
なくなれば
その分のお金や
労力が
よりたくさんの人のための
「心の豊かさ」に
費やすことが
できるようになります。
良い会社に入れば
たくさん給料をもらえて
一生安泰、という
価値観もなくなります。
ですので
少しでも就職に
有利になるように
良い大学に入らないと
偏差値高いほうが良いとか
そういう価値観も
なくなります。
お給料をもらうために
文句言わないで
働くべき、という
「奴隷的労働」も
なくなるでしょうね。
そもそもお金のために
嫌々やりたくない
仕事をすることには
何の意味もなくなりますから。
逆に自分がお金を
払ってでも
経験したい、
学びたい、
できるようになりたい
各おのおのの個人が
「美しい」と感じる
仕事だけ、
やってみたいと
思う仕事だけが
人気の仕事になるでしょう。
嫌になったら、
疲れてきたなぁ、
しばらく長い旅に
でたいなぁと
思い始めたら
いつでもスパッと
辞められる。
だって、他にも
働いてみたい人は
たくさんいるんだもん、
無理することは
全然ありません。
ある程度そこで
学べば
またそれを学んでみたい人に
教えてあげたりして
「自分が幸せと
感じる仕事」だけ
世に残ります。
助産師は人気だろうなぁ。
毎日、かわいい赤ちゃんの
出産に立ち会えて
人の幸せの
おすそわけを
もらえるのだから。
逆に針灸師は
なくなるかも。
ストレスで病気になる人が
減って、
ちゃんと休みたいときに
休んで
自分の命と心を
大切にする人が増えれば
病気も減るし
みんなが病院に
依存しないで
自分で自分のケアが
出来るようになれば
いちいち針灸院になんて
通わなくていいもん。
社会が国民一人一人の
自己実現を本気で
応援しあえるようになれば
誰かと比べて
成績が良いとか
足が速いとか
顔が良いとか
嫌なことも
辛抱強く続けられるとか
我慢強いとか
そんなのは
何の価値もないでしょうね？
逆に、他の人には
ないような
弱点とか
ついつい笑って
しまうような
おかしな部分が
すごく魅力に
なってくるでしょう。
ほとんどの長所って
親から受け継いだ
遺伝子とか
たまたま親が
裕福だったとか
そういう性格だったとか
本人が努力して
そうなったわけじゃなくて
自然にそうなれた、と
いうことがほとんど。
だけど
短所って
生きていくときに
自分を成長させてくれる
ことが多い。
だから、その人にしかない、
味になるし
なんとなく
出来るようになった
長所よりずっと
自分を輝かせる
宝になる。
まぁ、
なんとかなるから
だいじょうーぶ。
今、私達ができることは
毎日、自分で自分を
喜ばせて
元気で機嫌よく
過ごすことだけ。
「果報（良い知らせ）は
寝て待つ」なんて言葉は
まるでこのコロナで
思う存分、
寝ててよくなった
私達、現代人のために
あったみたいな言葉やね。
息子よ、
今のうちに
一生分、寝とけ～。