予定外のことが起きて誰かのせいにしたくなるときは、自分で決めてこなかったツケがまわってきただけ。 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の

助産師&針灸師の

加藤祐里です。

 

夜中に長男が

お腹痛くて起こされて

こんにゃく湿布を作って

やったら

 

すでに彼は

グーグー寝ていて

すっかり目が覚めてしまった

ミッドナイト。

 

みなさまいかが

おすごしでしょうか?

 

全国のニュースを

観ていると

毎日毎日コロナ

コロコロコロナコロ。

 

ですが、地元の郡上は

気持ちの良い

遅春の風が吹いています。

 

たぶん、郡上も

どこかで誰かが

感染もしているだろうし、

別に出歩いたわけでも

海外にいったわけでも

ないのに

 

濃厚接触者になってしまい

罪人のような気持ちで

過ごしている方も

いるかもしせませんが

 

誰も好きで病気に

なるわけでもないですし

 

少なくとも

私はあなたのことを

責めたりしませんから

ゆっくり養生してください。

 

そろそろ

私のブログを

よく読んでくださる方は

お気づきかも

しれませんが

 

私が前半に

どうでもよいことを

ダラダラ書いているときは

後半に毒を吐くとき笑

 

こっからが

一番言いたいこと。

 

3月から学校も

休みになり

そりゃ、どんな家も

ストレス満載ですわ。

 

今回、コロナが流行ったことは

もうしょうがない。

 

政府や国会議員が

無能なのも

今にはじまったことじゃないから

最初から期待してない。

 

だけど、

現場の教師とか

行政でリアルな現場で

動くべき人が

ここまでセンスが

ないと言うか

 

人間性がみえるというか

 

頼りにならんとは

思わなかった…。

 

でもね、

仕方ないです。

 

コロナが流行って

お客さんがこなくて

飲食店をつぶすしかない、という

状況と同じくらい

 

今までの学校現場で

あぐらかいて

ポヤーと生きてきた

‘サラリーマン教育者’に

どうにかしてもらおうと

言うのも期待するだけ無駄。

 

先生たち

3月から子どもが学校に

来てないんですよ。

 

授業してなくても

お給料はもらえると

思いますけど

 

一応、中途半端な

宿題は出してくれて

ますけど

ほぉんと「無責任」

 

すべての責任を

家庭(母親)におしつけて

 

だぁれも、保護者の

リアルに困っている

声なんて聴こうともしない。

(まぁ、あんたに

相談しても

何にも解決しないって

分かっているからなんだけど)

 

学校の先生に限らず

行政や大組織の人とかって

「誰が責任とるんですか?」って

よく怒ってるじゃない?

 

でも、それって

結局「誰も責任とりたくないから

新しいことはしない」って

 

新しい時代にあわせた

問題解決をしようとせず

現場で責任とれない人を

増やしてきただけ。

 

本当にプロの先生で

これからもいたいなら

 

「とりあえずコロナが

収束しないと…」とか

言っている場合では

ありません。

 

もし、元の生活に

戻れたとしても

子どもたちの気持ちや

大人や社会に対する

信頼はすっかり

消えています。

 

でもね、じゃあ

学校のサラリーマン

(もう先生とは言いません)が

どうしてこうなって

しまったかと

言えば、もとのもとは

家庭での教育、

社会の価値観です。

 

今年、高校や大学に

入学させた

ある親御さんが

「うちの学校は

取り組みが遅くて

ネットで授業も

やってくれない」と

ぼやいていました。

 

でも、それって

あなたの学校選びの

見通しが甘かった

だけだよね?

 

学校選ぶときに

「子どもの偏差値に

あっていて

家から近くて

我が家の経済状態に

みあっていて

まぁまぁ普通の学校なら

どこでもいい」って

理由で選びませんでしたか?

 

ネット教育や

災害時にどこまで

リアルに動いていける

教育が出来ているか

考えましたか?

 

子どもたち、

学校に行ってないのに

学費の割引がないのは

おかしいって文句を

言っている方、

 

授業はなくても

先生には毎月お給料を

払わないといけないので

 

先生をクビにしない限り、

学費が安くなることは

ありません。

 

何よりあなたの失敗は

高校生や大学生にもなって

誰かにイチから

教えてもらわないと

勉強ができない、という

価値観を植え付けて

しまったこと。

 

自分で好きなことや

興味のあることを

調べたりやってみたり

 

一人でも学んで

成長できる術を

身につけさせなかったこと。

 

教育は投資です。

 

株買ったりするのと同じ。

 

10~20年先を

見越して

子どもにどんな力を

身に着けさせたいか?

 

文句を言うべきは

先をみてなかった

過去のあなた自身です。

 

ある教育関係者の

方が言っていました。

 

「人に勝手に決められた

選択は

何か辛いことや

予定外のことが起きた時に

人のせいにする。

 

自分で決めたことは

挫折や大変なことが

起きても

最後は自分で

乗り越えることができる」

 

そう、人のせいにして

文句ばっかり

言っている人は

結局、何も自分で

決めていないのです。

 

今までの人生そのものが

「親がこう言ったから」

「友達が」「旦那が」

「会社が」「上司が」って

 

誰かの目だったり

偏差値とか

社会的判断で

良い学校とか

これが「みんなと同じ。

自分はふつう」と思って

過ごしてきただけで

 

全然、自分で考えて

自分で責任もって

生きてこなかったから

文句しか出ない。

 

でね、うちの息子ですよ。

 

本当、2月までは

「コントロールしやすい子」が

優秀でした。

 

きちんと決まった時間に

学校に来て

静かに座って

先生の授業を聴いて

言われたとおりに

宿題やって

 

テストやれば

そこそこ良い点をとる子が

「優秀な子」

 

でもね、そういう子は

いざ学校がなくなちゃうと

どうすればいいか

分からなくなって

中身すっからかんの

ぶらんぶらん。

 

逆にそれまで

あんまり学校に来なかった、

不登校だったり

友達いなくて

生きづらかったはずの

子たちが

のびのびしとる。

 

全然、学校なんて

なくても平気やもん。

 

無理して勉強しなくていいし。

 

ノンストレス、

コロナハッピー♪

 

今、この状況で

上の人の指示待ちで

作業するだけで

何にも考えなくても

お給料もらえるような

危機感なく仕事している人って

「優秀な子」で今まで

過ごしてきたのでしょうね?

 

コロナが完全に

収束するには

数年かかると

言われています。

 

各家庭の親の裁量で

ますます教育格差が

出てくるという人もいます。

(今までも十分

格差はありましたけど)

 

「うちの学校は

何にもしてくれない」と

文句を言っているだけは

何にも解決できません。

 

で、で、で、

こっからは私の勝手な

妄想の世界。

 

学校の授業をネットで

配信できるようにする、とか

プリントを配るとか

 

そんな小手先の

解決策でなくて

 

郡上だけの取り組みには

なりますが

 

まずは「高校受験を廃止する」

 

田舎の学校はたいてい

どこも定員割れしていて

そもそもテストなんてしなくても

願書出せば

ほとんど受かるのです。

 

受験がなくなれば

中学校も焦って

勉強を無理やり

教える必要は

ありません。

 

郡上市内じゃなくて

すごくレベルの高い

市外の進学校や

特殊なことを学ぶような

学校に行く子は

 

どんどん自分のペースで

やるしかない。

そこは個別で対応。

(もともと、そう)

 

受験がなくなった分、

今のうちに磨くべきは

自分の良さをいかに

アピールできるかという

「プレゼン力」

 

受験がなくなった!

試験受けなくても

誰でも高校いけるらしい!

 

うえ~い!!って

教科書を捨てちゃうような子は

そもそも何を教えても

学ぶ氣なんて

ないですから

 

高校に行っても

勉強なんてしません。

 

地元で色んな仕事を

体験したり

色んな大人に会わせてあげて

自分が社会のなかで

何が出来るか考えさせる。

 

ユーチューブばっかり

観るような子は

ネットの世界で

社会貢献できるような

生きるすべを学ばせる。

 

身体を動かして

遊ぶことが好きな子は

同じく学校がなくて

遊び相手が欲しい

近所の子どもたちと

徹底して遊ぶ。

 

他人を蹴落として

上にあがれば

良い受験システムでなくて

 

郡上のために

よりよい未来を

一緒に築けるような

仲間を育てる

選考システムを

 

まずは教育関係者の

みなさんは

考えて欲しい。

 

そして、すぐに

受験を意識しなくて

よいような

 

小学生や

中学1、2年生は

 

学校に行かなくても

近所(町内)の人に

習ったり

職業体験ができると

良いと思います。

 

学校の勉強に

関係ないことでも

大人が幸福に生きるために

必要なことを

自分の得意なことを

子どもたちに伝えれば

いいのだと思う。

 

お菓子作りが

得意なお母さん先生

 

日曜大工が得意な

おじさん先生

 

釣り先生、

林業先生、

ロボット先生

稲作先生、

畑先生、

囲碁将棋先生

ゲートボール先生

マラソン先生

読み聞かせ先生

糸紡ぎ先生

赤ちゃん先生、

 

コロナからいつまでも

逃げ回って

隠れていても

らちがあきません。

 

今までは

うつらないこと、

が良いとされて

いたけれど

 

もう、ここまで

来たら

いつか、かかる

いつか、うつる

 

そして

いつか死ぬ。

 

いつ死んでもいいように

世のため人のために

自分が出来る

精一杯の愛を

大切な人に伝えて

生き抜いてください。