「とりあえず」で選んでいいのは居酒屋の最初の一杯のビールだけ! | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の

助産師&針灸師の

加藤祐里です。

 

12/1(日)の真紀ちゃん先生の

冷え取りの勉強会は

事前予約は締め切りましたが

当日予約なしの

参加は可能です。

 

当日参加は5500円。

 

受付が込み合うので

9時から会場は

開きますから

早めにきてください。

 

勉強会は

「高鷲中洞集会所」

 

マルシェは午後から

予約なしで参加OKの

「サンエイ食品」

 

今日のテーマは

「産院選び」

 

我が家の長男は

中学2年生。

いよいよ、将来の

進路を考える時期に

なってきました。

 

といっても

田舎なので

選べる高校は

2つくらい。

 

ほとんどの子は

「うちは普通でいいから

近くの安くて

通うのが楽な

高校しか行かせられないよ!」と

言われます。

そりゃ、家庭の事情とか

本人の努力だけでは

どうしても選びきれない

未来はありますけど

 

先にそう言われると

人は「思考停止」になります。

 

自分には他に

選択肢がないと

言われると

 

「高校なんて

行ければ

どこでもいい」

 

「みんなもそうしているし」

 

「親(まわり)に言われたし」

 

大事なのは

何を目的にして

そこに行くのか?

 

そこを出た後に

自分がどう生きるのか?

 

「まだよくわからないけど

とりあえず、ここでいいや」と

言うのは自分で自分の

人生を決めることを

放棄して「思考停止」した状態です。

 

田舎の中学生の

進路問題は

妊婦さんの産院選びに

似ています。

 

今の日本の出産環境は

選ぶほど選択肢が

ありません。

 

はじめての妊娠だったりすると

何が良いのかよく分からなくて

‘人任せ’

実家の親が

ココが良いっていうから、

 

友達はあそこで産んだ、

 

近いから

 

きれいだから、

 

プレゼントが豪華、

 

結婚式場は

相当こだわって

選ぶような人も

産院選びはびっくりするくらい

どうーでもいいくらい

雑に選んだあげく

 

結局、

困って文句言って

泣いている。

 

「他に選択肢はないし」

「よく分からないし」

「みんなそうしているし」

「なんとなく」

 

そうやって選ぶと

その先「思考停止」に

なります。

 

何か現実に

不満があっても

 

自分は変えようとしないで

まわりや環境のせいに

します。

 

自分の本音とか

目の前の子どもの

ありのままの状態を

よく観て

自分で考えて

決めるよりも

 

「先生」とか

「親」とか

「育児本」とか

「ネットの情報」とか

偉い人、

正しいと言われていること、

自分で考えなくてもいいことを

すぐに鵜呑みにします。

 

狭い選択肢のなかでも

自分はどうしたいのか

 

自分で情報を調べて

考えて

 

自分の理想に出来るだけ

近づけるために

まわりの人間に

相談して

自分の理想の環境を

整えていく。

 

「とりあえず」で

選んだものは

 

行先や日程が

すべて決められた

バスツアーみたいなもので

 

つまらなくて

帰りたくても

人任せで文句言うことしか

できない。

 

高校進学も

産院選びも

「自分の人生」です。

 

自分が人生の

運転手になって

行先を決めて

目的持って生きることを

決めないと。