”子どもに過干渉な大人は、手段と目的を間違えている人かも。” | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の

助産師&針灸師の

加藤祐里です。

 

もう、植松さん、

どんだけドンピシャよぉ!

 

小中高生の

親さんだけじゃなくて

 

まだまだ小さい

ハイハイの赤ちゃんにも

こういう言い方する

親御さんいますね?

「なめちゃ、ダメ」

 

「そっち行っちゃダメ」

「(離乳食)最後まで

食べないとダメ」

「触っちゃダメ」

 

ちょっとでも

ぐずれば

泣く前から

抱っこする。

あんまりにも

小さいころから

それが当たり前だと


お母さんも自分の

子どもへの物言いに

無意識なのかも

しれません。

 

郡上は来週から

学校が始まります。

ここ数年、日本では

夏休み明けの

10代の自殺が問題に

なっているそうです。

 

色んな人が

「行きたくないなら

行かなくていい。

死ぬな!」と

発信しています。

ですけど、さっき

たまたま見ていた

よく知らない

自称・教育関係者の

SNSでの投稿で

 

「学校に通っていないと

将来、会社で

雇ってもらえないこともある。

 

学校もまともに

通えないような人間は

‘継続力’がないと

思われても仕方ない。

ちゃんと働けないと

幸せな結婚をしたり

子育てすることも

できない」と言った

投稿をみつけました。

 

「学校」と行っても

小中の義務教育と

高校・大学とでは

全然、意味が違うように

思うのですが

 

私は全然、

そうは思いません。

 

植松さんの言う通り

学歴はあくまで

手段のひとつであって

人生の目的ではない。

 

確かに学歴で

採用試験を受けさせない

会社もありますけど

 

条件で人を

判断するような会社は

たいていブラック企業で

うつで休職する社員が

多かったり、

 

「人柄」でなくて

社員を取り換えのきく

ゲームの駒くらいにしか

思っていませんから

逆にそんな会社で

働く必要なんてない。

ほんとうに、ちょっと前までは

「高卒より大卒」

「より偏差値が
高い大学」のほうが
価値があると思われて

いた時代もありました。

 

ですけど、今はもう

大学を出ていたくらいでは

別にどうってことない。

大学出ていても

正社員になれない人もいるし

 

すごい稼いでいる人だって

結婚しない人もいるし

子どもいなくても

幸せな人はいるし

 

離婚して幸せになる人もいるし

 

ひとつの会社に

勤めるのは出来ないけど

いくつかの仕事を

掛け持ちして

バランスよく生きている人もいる。

 

人を雇う会社のほうも

働いてくれる人も

お客様も大事にしたい

良心的な会社などは

 

履歴書に書いてない部分を

よく見るようになったと

感じます。

 

不登校だったり

中退や退学した

過去があっても

 

そこから何を学んで

今、どう生きているかが

大事にされる時代です。

 

逆に中退も退学の

経験もなくて

 

学校も行くのが

当たり前だから

何の疑問も抱かずに

行っていた、

 

親や先生の

言いなりで

 

就職して、会社に勤めて

なんとなく結婚して

なんとなく子どもが出来て

 

家賃やローンを

払いながら

なんとなく年老いていく

ことが「普通」で「当たり前」と

思っているような人は

 

逆に今の世の中に

対して疑問も問題も

感じていない、

 

この先の展望も

あんまり考えたことが

ないのかも、と

雇うほうは不安になるかも。

小・中学校は

義務教育なので

一日も学校に行かなくても

卒業証書はもらえます。

 

高校も

朝から晩まで

決まった時間に

3年間も平日は

ほぼ毎日、通わないと

いけない学校だけじゃなくて

 

そういうところが

向いていない、

 

もしくは先生とか

友達とか

気にくわないなら

 

途中でもっと自分にあった

学校に転入することも

できます。

 

すごい高いお給料は

もらえないかも

しれないけど

 

高卒だって

大事に働かせてくれる

仕事はありますし、

 

高卒だからこそ

丁寧に人間性から

育ててくれる
会社もあります。

大学は本人が

本当に必要性を感じてから

行けば十分間に合います。

 

私の看護師や

助産師、

針灸師の先輩や

仲間などは

 

他の社会経験を

つんでから

この道に来る人が多くて、

 

「学歴」はさほど

大きな意味はないと

感じます。

 

だから、

死ぬほど学校に

行きたくないと

言っている子に

 

(たいていは

思っていても

言い出せない。

 

もしくは周りの大人が

子どもは色んなサインを
出しているのに

気が付かない。

 

鈍感だったり

視野が狭かったり

自分を正当化する大人しか

いなくて幻滅しているので

 

すでに

「言っても無駄」と

思っているかも

しれません)

 

「将来、困るよ」なんて

言ったらダメです。

その子は「今」
困っているのです。

逃げても、

幸せに生きる方法は

ゴマンとあると言って

まずは安心させて

あげてください。