イベント・セミナーの参加費・定員で船の規模が決まる | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の

助産師&針灸師の

加藤祐里です。

先回記事の補足です。

 

 

イベント・セミナーに

お客さんが集まらなくて

困っているとき、

 

そもそも

「最低でも何人

集まったらいいのか?」を

決めていない主催者さんが

います。

 

ほとんど多くの

主催初心者さんが

「とにかく

女性でも男性でも

何歳の人でも

誰でもいいから

たくさんの人に

来てもらいたい」と

言います。

 

その時点で

その企画は

失敗したと思ってていい。

 

「航海」に例えたら

行先を決めずに

載せれるだけ船に

のってもらえば

たぶんどこかの

港につくでしょう、と

言っているようなものです。

 

面白いのは

主催者はとにかく

参加費を安くすれば

たくさん人が

来てくれると思いがちですが

 

安い参加費には

安いエネルギーの

お客さんが来ますし、

 

高い参加費の講座には

それなりのレベルの

お客さんが来ます。

 

とにかく、たくさん

人が来てくれたほうが

いいと思うかもしれませんが

 

1000円の参加費で

10人の人に来てもらうより

 

5000円の参加費で

二人のお客さんに

来てもらったほうが

 

同じ話でも

全然、空気感、
影響力が変わります。

 

前回も書きましたが

「どんなことで

困っている人に

聴いて欲しいのか?」で

‘目的地’を決めて

 

予算(参加費)、定員で

‘船の規模’
ヨットか?漁船か?
フェリーか?豪華客船かが

決まる感じです。

船長(主催者)の

旅のイメージが

具体的になって

 

スタッフや

告知文を読んだ

お客さんも

明確にイメージしやすく

なったとき

 

申し込みの反応が

変わってきます。

話はややそれますが

イベント集客に限らず

サロン運営など

 

「とにかく

たくさんの人に来て欲しい」と

思っている人って

 

小学1年生が

「友達100人できるかな♪」と

歌っている

精神レベルから

成長できていないと

感じます。

 

ある程度成長すれば

友達なんて

100人もおるほうが

ウザいし、

 

逆に中途半端に

無理して誰かと

仲良くして

嫌な思いをするくらいなら

一人のほうが楽、と

 

思えてくるほうが

成熟した証です。

 

もちろん、お客さんが

増えれば

収入もあがりますから

有難いですけど、

 

一人サロンなどは

「キャパ」が決まっています。

最初は手探りで

そこまでみえて

いないかもしれませんが

 

何人かお客さんと

接していくうちに

「うちにはこういうことで

困っているお客さんが多い」と

お客さんの傾向が

みえてきます。

 

一人サロンなどは

「どんな人でも

治せます」よりも

 

「世界でたった一人

こういうことで

困っている人に

自分の技術やキャラは

役に立つ」

 

「逆にそれ以外の人は

他のサロンを

紹介します」くらいに

 

お客さんの数自体は

少なくてもいいから

倍の金額払ってでも

あなたのサロンに

通いたいと

思ってくれるような

お客さんを

相手にしたほうがいいです。

 

ですので、

いつもお客さんが

集まらないことに

不安になったり

焦ったり

何かトラウマのような

ものを感じている人は

 

過去に人間関係の

トラウマを抱えていることが

多いですから

 

そこを一回きちんと

クリアしたほうが

いいです。

 

高額な集客セミナーに

通ったり、

首都半端なノウハウに

頼るよりも前に

 

自分のなかにある

「たくさんの人から

人気者でなくては

いけない」という

間違った思い込みに

気づいたほうがいいです。