聞くのはタダ、違和感を感じているのに聞かないのは罪になる。 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の

助産師&針灸師の

加藤祐里です。

先回のブログ↓


私は「わざわざ本人に会って

直接話す。

 

できなくても

電話で声を聴く」ことを

仕事以外でも

大切にしています。

というか、

メールとかSNSでの

コミュニケーションが

本質だと思っていません。

 

もりのこブログや

フェイスブックのおかげで

全国のお会いしたことが
ない方とも繋がれて

 

はじめて会ったことが

ないとは思えないような

関係を築かせていただいて

きたことは事実ですが


でも、それは

やっぱりあてにはならない、

 

立派に見えても

‘砂でできた城‘のような

もので、

風が吹いたら

壊れてしまうような

 

携帯が壊れたり

電気が通じなくなったら

いないのも同じ、

 

いざとなったら

頼りになるものではないと

思っています。

この「わざわざ話す。

聴く。確認する。」の習性は

助産師時代に

培われました。

医療の現場で起こる

命にかかわるような

ミスや

裁判になるような

案件は

 

いきなり突発的に

起こるわけではなくて

 

そのミスを誘発する

要因が度重なって

そこに患者さんの

状態やそのときの

偶発的な要因が関係して

起こります。

 

後から冷静に

第3者が事情を聴いたら

「それは、いつなんどき

それが起きても

おかしくなかったね」という

事が多いです。

で、経験が豊かになると

「ああ、なんか起こりそう」って

胸騒ぎがするのです。

 

例えば、前の勤務帯から

こうやって申し送られたけど

なんかおかしい、って。

そういうときに

ミスも起きてないし

いつも通りなんだけど

 

あえて、直接指示を出した

医師に確認する。

できればご本人に

「前のスタッフから

こうやって引き継いだけど

これであってますか?

何か現時点で

不安に思っていることは

ないですか?」と

確認する。

命に関わることは

いちいち聞いて

ウザいと思われることより

 

おかしいと感じた時に

聞かなくて

起こるミスのほうが
何千倍も損失が

大きいのです。

 

で、ほとんどの人が

「昼間も指示だしてもらって

聞いたのに

また聞いたら失礼かな」とか

 

「今、忙しそうなのに

話しかけたら

いけないかな?」」と

躊躇するのです。

 

すると、そこの職場に

起きている問題は

人手不足で忙しいことでも

 

患者さんにリスクの

高い人が多くて

予測不能なことが

起こりやすいことでも

なくて、

 

「小さいことを

聞きやすい

雰囲気がないこと」
なんですね。

 

普段から

「分からないことを

聞いたら、不機嫌になる

上司がいる」

「おかしいと思ったことを

言っても

どうせ聞き入れてもらえない」

 

「みんな時代錯誤で

不効率な作業やシステムだと

思っているのに

結局、誰も改善しようとしない」

 

「失敗すると

怒られる」

 

「自分の責任にされる」

働く人同士はもちろんですが

 

「自分」と「家族」

「自分」と「自分」との

コミュニケーションが

とれていないと

 

「お客さん」「世の中」とも

コミュニケーションが

とれなくなります。

 

夫婦なんて

特にそう!

 

いっけん、ケンカもしてないし

価値観も似ていて

仲良くしているように

みえても

 

言いたいことを

お互いに

言いあえていない

 

気持ちをぶつけあってない

関係は

絶対にね、

ボロがでますよ。

 

結局はみんなのなかに

持っている

インナーチャイルドの問題、

 

「こんなこと聞いたら

また叱られるかな」

 

「自分の本音を話すのは

タブーである」

 

「どうせ言っても

自分の意見は

聞いてもらえない」

 

「自分でなんでも

できることが

良いことで

甘えたり、できないと

言うことは

良くないこと」

 

という小さいころからの

思いこみや

人との関係が

 

結果的に

誰かの命を巻き込むような

大きな事故に

繋がりかねないのです。

 

一番、身近な存在の

言葉にならない

心の声を聴けないと

いうことは

 

お客さんが本当に

あなたにこうして欲しいと

思っている

言葉にならない想いを

くみ取ることが

できなくなります。

 

いくら数字的には

売り上げも伸びて

商売は上手くいっていたとしても

 

スタッフが定着しなかったり

いつまでもワンマン社長が

ひとり忙しくて

 

他のスタッフが

いるのか

いないのか分からない

みたいな。

直接会うことを

大切にしようと思ったら

 

忙しく

予定をパンパンに

詰め込んでいたら

出来ません。

 

スケジュール帳に

余白があると

アイデアも生まれやすいし

 

自分一人では

できかったことが

他力で上手く回りだす

出来事が多くなります。

ということで

もりのこ針灸院来週の

スケジュールです!

※6月14~23日までは

養蚕のため

完全休業です!

5月27日 予約可

  28日 予約可

  29日 予約可 

  30日 満席

  31日 夕方のみ

6月1・2日 休み

   3日 予約可

   4日 予約可

   5日 夕方のみ

 

でんわ

0575-65-2190