岐阜県郡上八幡の
助産師＆針灸師の
加藤祐里です。
もりのこ針灸院は
「電話予約」に
こだわっています。
時々、フェイスブックの
メッセージに
連絡をくださる方がいますが
電話のほうに
かけなおしてもらいます。
道案内や
注意事項など
言葉で伝えたいですし
何よりも
お電話で声を
聴いているときから
私のなかでは
「治療」は始まっているので
もりのこ針灸院では
とても大切にしている
決まりのひとつです。
メールやＳＮＳでの
連絡のかたは
ドタキャンが多いことと
継続して
通わないことが多いです。
おそらく、安易に
予約がとれる分
安易に予定を変更して
自分の身体を
いたわることを
後回しにしやすい
のだと思います。
今時、電話なんて
アナログすぎる！と
思うかもしれませんが
もりのこ針灸院の
患者さんは
ＳＮＳなんてやってない人が
ほとんどで
このブログも読んだことない、
パソコンのスイッチも
押したことがない
携帯すら持ってない
おばあちゃんも
けっこういます。
アナログなお客さんと
デジタルなお客さんがいたら
アナログのシステムに
統一しないと
ミスが多くなりますし
アナログのお客さんを
優先したいのです。
確かに電話より
メール。
メールよりラインのほうが
今の時代は
便利ですが
でも、ラインを
使いこなしているからと
言って
そのチームのコミュニケーションや
信頼関係の
レベルが高いとは
限らない。
携帯もパソコンも
みないおばあちゃんたちのほうが
物事の神髄を
ずずずっととらえた
表現をなさいますし、
人のことも
よくみている。
情報がなんでも
すぐに手に入って
伝達方法が便利で
安易になればなるほど
心と心を開いて
人間関係を
深めあったり
相手が本当に
望んでいる
心の声を心の耳で
聴くようにする手間を
惜しむようになります。
いっけん、ケンカもしないし
仕事も効率よく
問題がなさそうに
みえるチームも
実際にふたを開けてみたら
何にも本音で
話していないから
いざ、トラブルが起きた時
みんなで乗り越えて
本心をぶつけあって
乗り越える泥臭さがない。
メールは相手の顔が
みえないし
長々と言いたいことを
言いにくいです。
ましてやチーム全体で
連絡事項を伝えあう
グループページなどは
要件は伝えやすいけど
‘想い’や‘気持ち’は
感じ取りにくい。
すると、実際の
リアルなコミュニケーションでも
相手のニュアンスを
感じ取るセンサーが
さびてくる。
もっと良いものを
作り上げたい、
もっと良いチームに
するためには
ずっと仲良しこよしで
無難なままでは
本当に言いたいことを
言い合える関係には
ならないし
これまでの自分たちを
乗り越えることは
できません。
時にはグサッとくることも
言わないといけないときが
あります。
その時は傷つくけど
その壁を乗り越えたら
「この子はここまで
言っても
自分を信じて
前向きに頑張ってくれる」
「あの子が
ああやって言うときは
きついこともあるけど
自分を一生懸命に
思ってくれているとき」って
信頼関係が深まります。
今の子どもたちを
みていると
本当に
「一言足りないなあ」と
感じます。
肝心な一言は
足りないくせに
余計な一言で
誤解を受けたり
相手を傷つけたりする。
人を傷つける人と
言うのは
エネルギーが低いから
てっとりばやくエネルギーの
高い人から奪おうとします。
そして、そんな子の
親御さんや
学校の先生たち
をみていると
やっぱり言葉が
足りないなぁと
思います。
子どもは育った家庭や
大人たちの
コミュニケーションをみて
育ちます。
もりのこ針灸院
予約電話
０５７５－６５－２１９０
治療中などは
お電話にでれません。
留守電にメッセージを
残して下されば
かけ直します。