人は技術や成果に集まるのでなくて、心と心が繋がる「共有間」が引き寄せる | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の

助産師&針きゅう師の

加藤祐里です。

 

売れっ子助産師、

売れっ子針きゅう師、

売れっ子手作り作家、

売れっ子ブロガー、

 

例えはなんでもいいですが

 

自分の得意なことで

お客さんがついて

ちまたで噂になって

商売繁盛していくには

 

もちろん資金とか

戦略とかも大事ですが

 

それ以上に

「人が集まる仕組み、流れ」が

できているかどうか

だと思っています。

 

もりのこ針灸院が

大きな看板も出さず

本当に隠れた小さな

場所でもお客さんに

来ていただいているのは

 

ここを「意図的に」

「そういう想いをもった」

お客さんに来てもらえるように

意識してやってきた

からだと思っています。

 

この「想いを同じくする

人が集まる」というのは

 

考えてみれば

仕事以外でも

今までよくやっていました。

 

助産師として病院で

働いていたとき

 

同じ部署以外の職員で

「バスケットボール」をやりたい人を

集って近所の体育館を借りて

1年くらいやっていました。

 

今、思うと全くそれまで

何の面識もないし、

勤務時間もバラバラだった

あの人達とどこで

知り合ったのかも

覚えていないのだけど

 

よう、バスケなんて

やれたなぁと

今更ながら感心する。

 

そのあと、実家に戻ってきて

針灸師の学校に通いながら

助産師のアルバイトを

するのですが

 

1年くらいしたときに

「本気で彼氏みつけて

結婚する!」と決意したときに

 

結成したのが「婚活仲間」

近所に住んでいた

高校の同級生とお互いに

合コンとかあったら

誘いあって行こう、って

だけなんですけど

 

二人ともその関係で

出会った人と

今は結婚したから

人のご縁のおかげだな、と

思います。

 

結婚して、子どもが

生まれてからは

「ママ友」

 

いろんなカテゴリーの仲間が

いるのですよ。

 

「一緒の助産院で

ヨガする仲間」

 

「いつも近所の

同じ公園をはしごする仲間」

 

「同じマンション仲間」

 

「ホメオパシーの話ができる仲間」

 

「実家の近所(正確には

ババ友)で遊べる仲間」

 

ラインとかない時代に

無意識につきあう人たちを

カテゴリー分けして

付き合って

いたのですよね。

私の場合、とにかく

たくさん知り合いがいる、

人を集められる、というより

 

ほんとうに2、3人なんだけど

少数精鋭で

 

深く深く分かり合えて

それぞれの得意を

補えあえる人を

つなぎわせることが

得意です。

 

おそらく社会で

「マイノリティー」と言われるような

まわりに理解してもらえない

悩みや問題を抱えている人たちが

 

言葉にしにくい部分で

共鳴しやすいことを

今まで何度もみてきた

からだと思います。

 

先日も郡上で編み物好きな

知り合いを集めて

「手仕事&ランチ会」を

企画したのですが

 

みな、「初めて会った気がしない~」と

すぐに意気投合して

仲良くなってくれました。

 

「好きが共有できる関係」は

何にもしゃべらなくても

一緒にいるだけで

心が温まって

気分が良くなる。

 

※いや、

「好きが一緒」の集まりは

普段無口な人も

よく、しゃべる(笑)

 

この「共有間」「一体感」が

生まれない

コミュニティーは
 

いくら経済的に儲かって

社会的に認められるような

しっかりした団体になったとしても

いざというときに

ボロがでます。

 

例えるなら

いくら普段、回覧板を

まわすような

近所の人だったとしても

 

あいさつ程度の関係しか

ないのであれば

災害にあったときなど

いきなり助け合うのは

難しいのです。

 

‘回覧板を回したり

定期的に会合やイベントを

して交流を計るシステムが

ある’「だけ」の

団体では

真の心と心のつながりが

生まれるのは難しい。

 

実は、

私が郡上で

糸紡ぎや草木染を

一緒にしている

グループがあって

 

私が関係している仲間は

特に問題がないのだけど

 

そうじゃないところで

少し違和感を感じることが

あって、

 

他の仲間は

あんまりそこは

深く考えずに

 

このまま真面目に

楽しく活動していれば

自然に仲間が増えて

実績も積み重なっていく、

と感じていて

問題には思っていないのですが

 

今までいろんなコミュニティーが

生まれて、消えて

 

それが社会を動かすような

大きな活動になった人もいれば

 

消えたけど

でも、その想いが

どこかで違う形で

繋がっていたり

 

人と人が繋がって

新しいエネルギーが

生まれる瞬間を

 

というのをさんざん

私はみてきました。

 

今、手仕事の仲間で

起きている問題は

 

上手く言葉にできないけど

ちょっと、「やばいな」と

思ったので、

ブログに書きたくなりました。

自分でもまだうまく

言葉にできない段階だから

 

読んでいる人も

意味がよく分からないと

思うのですが

 

例え、メンバー全員でなくても
どこかの

誰かと誰かの

心と心が繋がっていないような

ことが起きるときは

「やばい」です。

 

人は結果や技術に

寄ってくるのでなくて

 

人と人が繋がりあって

生まれる空気に

集まってきます。

 

逆に、

どこかでほころんだり

するようなときは

 

そこから

一気に繋がりの

エネルギーが切れていく。