自分で自分のことがよく分からない | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の

助産師&針灸師の

加藤祐里です。


九州在住の現役麻酔科医であり

全国で冷え取りを広める

勉強会をしている

吉村真紀先生と


来年の1月20日に

千葉県でコラボ講演会を

される看護師の伊藤由紀子さん
(ナースがおちゃん)が


もりのこ針灸院のブログを

リブログしてくださいました。



ちなみに私も

今まで何度も

色んな

「インチャケア」を

受けてきました。


中でも一番強烈だった

あるセッションでは


インナーチャイルドがまだ

自分の内側で

拗ねたり反抗したり


今の自分と

上手く繋がっていない程度なら

まだマシだったらしいけど、


私の場合、

飛び出てしまっていたうえに


何重にも重い壁を

作って

暗い穴のなかに

閉じ込めていたらしく


「ケアとか癒すとか

そんな

レベルでなくて


インチャを自分のなかに

取り戻すための

大工事」

だったそうです。


小さい時に

あんまりにも辛いことが

多すぎたりすると


感受性を低下させて

自分の感情を

麻痺させて

しまうことがあるそうです。


すると、何をしても

満足しにくくなったり


必要以上に

人に気を使ったり


自分の満足よりも

他者からの称賛で

(お金、学歴とか)

物事を判断するようになる。

「やるべきことは

分かるのだけど


やりたいことは

よく分からない」とか

言います。


(私は

「自分に似合う色は

知っているけど


好きな色が

選べない」と

よく言ってました)


麻痺も越えて

自分のなかにすら

いなくなると


いくらケアをしても

そこにいないのだから

なかなか効果がない。


そのときのセッションは

とても不思議で

私のカラダには

1ミリも触れないで

とくに詳しいことも

話していないのに


セッションをすすめていったら

なぜか苦しくて

涙が止まらなくて

胸の奥底にたまっていた

何かが湧き出てくるような

感覚を感じました。


インチャが本来の場所に

戻ってくると

素直に自分の

感情が感じられます。


そのセッションを受ける前、

10代に大きな

引っ越してして以来


「家に帰れなくて

とても困る悪夢」を

20年近く

ずっとみていたのが

一切みなくなりました。


インチャが本来の場所に

還ることができたから、

だそうです。


一家のお母さんもだけど

看護師さん、助産師さん、

介護士さん、保育士さんとか


人の世話をするような

仕事の人も

インチャが傷つきやすい。


仕事が好きで

一生懸命やりすぎて

自分を後回しに

してしまう癖がある。


目の前で患者さんが

亡くなって

悲しむ余裕もなく

冷静に自分の仕事を

こなさなければ

いけなかったりするし。


インチャケアに

終わりはないです。


インチャの声に正直に

自分をかわいがって

「私、よくやってる。

よしよし」と死ぬまで

やってやるのです。


自分に優しくすることは

決して自分勝手とは

違います。


自分のことが

よく分かっているから

まわりのことも

よく分かるようになります。


今、30代(ゆとり世代の

特徴なのかな?)

自分探しをしている人が

とても多いのだけど


頭もいいし、

情報誌処理能力も

高くて

言っていることは

素晴らしいのだけど


自分の行動がともなって

いなくて

まわりが思うように

自分を認めてくれない、


すぐに結果につながらないと

諦めて

満足感が薄い人が

多いように感じます。


モヤモヤしている人の

共通点として

「自分が本当は

どうしいたのか、

よく分からない」と言います。

モヤモヤするから

答えがほしくて

色んなセミナーにでたり

色んなことに

手をだすけど

どれも自分のものに

できていない。


そして、ビックリするくらい

やっぱり共通しているのが

「半身浴、できない」


冷え取りの靴下は

何枚もはいているし


冷え取りさんがよく

着ている自然素材の

メーカーの服もたくさん

着ているから

外見は完璧な

冷え取りさんなのに


長くお風呂に入ることは

あんまりやっていない。


冷え取り健康法を提唱した

進藤先生は

「治すべきは病気でなくて

生活習慣」と言っています。


お風呂にゆっくり入れない人は

たいていあれもこれもと

行き当たりばったり、

心が安定していないので


日々の生活リズムを

安定させて

決まった時間に

ご飯を食べたり

寝るようにしたり

お風呂に入ったりが

できません。


やっているかも

しれないけど


結局、心がここになくて

不安なことや心配なことに

すぐ気持ちが奪われるので

今、ここに集中できていない。


私の人生、

こんなはずじゃなかったを

感じている人は


半身浴の時間を

増やしてください。


毎日でなくていいです。

週末だけでもいい。


1時間とかでは足りません。

2、3時間は

普通に入っていられるように

ならないと


自分の身体の声を

聴けるようには

なかなかなりません。


頭寒足熱を保てるように

なると

自分の身体のなかで

起きていることに

敏感に感じられるように

なります。


症状が出て

困る前に

「疲れたから

早めに寝よう」


「冷えたから

温めよう」と

早め早めに自分の

身体のケアができるから


大きな病気で困ることも

少ないし

気持ちを安定させて

すごすこともできます。


「夫や姑がむかつく」


「子どもが思い通りに

ならない」


「政治とか世の中が悪い」と


誰かの機嫌を

気にしていたり、


あの人さえ

変わってくれたら

何の問題もなくなるのに、


もっともっと成功したい、

「○○大陸」とかに

出るくらい

世の中から認められたい、と

なっているときも

冷えています。


自分の神経が外側に

いっているから
自分の内側を

感じるセンサーが

鈍っています。


今の自分に徹底的に

満足できれば


人が怒ってようと

寝てようと

何にも気にならなく

なります。


徹底して

好きなことに

出会えれば


誰にも認められなくても

世界で自分一人だけに

なっても死ぬまで

きっとやり続けますし


好きなことを

続けるためなら

多少、苦手なことも

我慢してやるもんです。

冷え取りはシンプルすぎて

ネットや本を読むだけでは

物足りない人も

いるかもしれません。


一度、まきちゃん先生とかの

勉強会に出て

目を覚ましてもらって

本気出してはじめると

いいと思います。