岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。
立冬&新月を過ぎて
ようやく落ち着きが
でてきた感のある
今日この頃。
新月でお願いごとを
書いた人もいるかも
いれませんね。
「こうなりたい」
「ああなりたい」
願望実現はとても
良いことに間違いは
ないけれど
「はき違えている」人が
とても多いと感じます。
そう、
「履いている靴を
間違えている」
とても大きく
壮大で、簡単には
実現できないような
‘富士山級’の山を
登るような夢にも
かかわらず、
専用の登山靴でなくて
いつも履いている
ゴミ出しとかに
履いていくような
クロックスみたいな
つっかけて登ろうとする…。
そういうところに
自分らしさとか
必要ないです。
抱えている夢は
自分にしか
思い描けないような
アイデア溢れる
オリジナルでいいけど
夢の叶え方は
きちんと戦略をたてて
仲間を増やして
専門家に任せたほうが
確実です。
「こういう世の中にしたい」
「こんなことで
困ったいる人に
国の予算を
まわしてもらって
豊かな国にしたい」とか
大きなことを
夢見るのであれば
「あれもこれも
やりたい」とか
言っている場合では
ありません。
一点集中、
ほかのことは
まったくできなくなっても
それさえ叶えられれば
何もいらない、
これくらいまで
ひとつに絞りきれないのは
はっきりいって
夢とはいえません。
夢に憧れている
自分に酔っているだけ。
本当の
たったひとつの夢を
叶えていくときは
２４時間
寝ても覚めても
頭のなかは
そのことで
いっぱいなくらい
年がら年中
夢の実現に向けて
知恵を絞ります。
というか、
自分が好きで
やってみたくて
ワクワクすることなら
考えるな、と言われても
なかなか会えない
片想いの人に
恋こがれるみたいに
そのことしか
考えられないのが
普通です。
本当に夢を叶えるのが
上手い人は
夢に向かって
ガツガツ荒波に
逆らって泳ぐと
いうより
普通に流れに任せて
泳いでいるだけなのに
追い風が吹くように
それが実現できる
流れが自然に出来てきて
人が集まってきて
気づいたら
目的地に流れ
着いていた、という
ことがほとんどです。
「でも」
「私なんて」
「どうせ、できないし」とか
できない理由を
並べ立てて
ダメだししている
うちは
実はそんなに
人生賭けてまで
やりたいことでは
ないのだと思う。
和の引き寄せで
おなじみの
とみ太郎 さんが
よく言っているのは
夢がかなったときの
「感情」を先に
体験すると
夢の実現が
早くなるといいます。
「こうなったら
いいなぁ」でなくて
「すでに
夢がかなって
私はとっても
幸せです」という
気持ちで過ごす。
私の夢がかなわないのは
「私を理解してくれる人が
いないから」
「自分に才能がないから」
「旦那の稼ぎさえ
もっと良ければ
悩まなくて済むのに」
「国がもっと
しっかりやってくれれば
いいのに、」とか
まわりに不平、不満、
怒り、愚痴、を抱えていると
叶いにくい。
不平、不満は
今、起きている現実に
対してというより
インナーチャイルド的に
親とか過去に
満たされないものを
抱えていると
それ以外のことに
対しても
不平、不満の「眼鏡」で
物事を見やすくなる。
自分のインナーチャイルドが
傷ついている人ほど
誰かを救おうとか
ボランティア活動に
精を出したり
世の中の巨悪に
立ち向かおうとしたり
捨て猫を放って
おけなくて
拾ってきちゃったり
外側にエネルギーを
使おうとする
傾向があるようです。
実は夢が大きい人ほど
一番肝心な自分を
観ていない人が多い。
「お父さんやお母さんに
認めてもらえるように
もっと仕事で
結果を出して、
お母さん業もしっかりやって
子どもをお利口で
優秀に育てて
みんなに好かれる
いつも笑顔で明るい
人気者でいないと」という
‘褒められたい’
’認められたい’
’すごいって言われたい’
インナーチャイルドが
幼稚なまま
成功を目指しても
苦しくなるだけ。
大きなことを
無理してやろうと
するより
まずは
小さいころ親に
やってほしくても
やってもらえなかったような
ことを
自分で自分に
やってあげてください。