足だけ速くてもね…。 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の

助産師&針灸師の

加藤祐里です。


運動会の季節ですね?

小学校の低学年くらいで

ふだん、横着で

勉強もやらないし

問題ばかり起こすような子も


リレーの選手に

選ばれているような

とき


「あの子、足は速いのね~?」と

褒め言葉になりますが、、


高学年で

あいかわらず

宿題もやってこないし

友達にいじわるばかりで

問題の多い子が


リレーの選手だったり

すると

「あの子、足だけは

速いんだ…(-_-メ)」と


なんとなく

がっかりします。


これは子どもだけでなく

大人も一緒で


学歴だけ、

顔だけ、

身長だけ、

収入だけ、

いばっているだけ、

口ばっかりだけ、

偉そうにしているだけで


人間性がともなって

いないと

「なんや、あいつ全然

‘間’にあわんやつや」と

言われます。


人に間と書いて

人間。


間とはみえないけど

人と人の間に

存在している

空気であり

エネルギー(氣)であり

リズムであり物質である。


間がいい人というのは

 

相手がやってほしいことが

言わなくても分かって

 

タイミングがよくて

 

産まれ育った場所が

不運でも

自分の努力と才能で

運氣を上げていく人。

例えば

背が高いとか

運動神経がいいとか


家が金持ちとか


生まれ持って

親や環境がよくて

授かった能力は

「人」の部分に反映されるけど


間は経験や

思いやりで

磨かれます。


若いころは誰だって

完璧な人間なんて

いません。


失敗もたくさん

します。


ですが成長にともなって

経験して

人の痛みを知って


思いやりや

おかげさまという心、

謙虚さを学んで


苦手なことも

努力して取り組もうと

したり

我慢た辛抱を

学んで

自分を成長させ


世のため人の為に

精一杯頑張ろうという心こそ

人間らしさです。


今の日本は

学歴とか

収入とか

目に見える結果ばかりで

評価しがちですが


本当は運動会で

一番速く走れる子や

応援団長で

一番目立っていた子に

表彰状を渡すのでなくて


選手には選ばれなかったけど

他の選手を応援して

裏方の仕事を

きちんと成し遂げた子に

称賛を与えるべきなのです。

小さい時に

足が速かったとか

背が高かったとか


はっきりいって

大人になってから

なんの役にも

たちませんからね。

しょせん人と比べた

自己評価は自分より

足の速い人が

あらわれたら
一瞬で崩れ去ります。


なかなか一番に

なれないから

悔しくて


どうしたら

足が速くなるのか

ずっと努力して

頑張ってやってきた子は


成長期を迎えて

身体が成長したら

運動神経だけで

速かった子なんて

すぐに追い抜きます。

運動会で輝けない

お子さんをお持ちの

お母様


お子さんに

言ってあげてください。


「足の速さより


人間性が大事」