妻のカラダを診たら、夫の性格が分かる?! | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

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数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の

助産師&針灸師の

加藤祐里です。


「なんで、

私の体の治療を

しただけで

旦那の性格まで

分かるんですか?」


よく、言われます。


別に

特別な超能力や

スピリチュアルな

能力を使っている

わけではありません。


例えば子育て中の

ママさんが


特に体のどこが

悪いわけでもないけど


なんか慢性的に

眠れていない、

休めていない、

疲れているというとき、


これは

体の養生の問題と

いうより


夫との

コミュニケーションの問題。


表面的には

大きなケンカはなくても


「どうせ、旦那に

頼っても

役に立たない」


「いつも忙しいし」


「話しても

分かってくれないし」


「結局何も

変わらないし」


「頼むより

自分でやったほうが

はやい」


「やりかたが

気にいらないし」


「どうせ自分の

思い通りには

やってくれない」


小さな不満を

重ねていると


それが体にたまって

「あれこれ

食事とか冷え取りとか

健康にいいことを

気にして

やっているけど


なんか良くならない、

いまいち」という

ことになります。


あんまり仲がよくない

ご夫婦よりも


そこそこ気があって

つきあいも長くて

「あうん」の呼吸で

動けてしまうような

ご夫婦や


ご主人がとにかく優しくて

外にでて一生懸命

働いてくれるのだけど


家に帰ってくると

スイッチ切っちゃう

ような職人気質系のかたなど

悪気はないけど


夫婦のコミュニケーションで

あとひとつの

言葉が足りないなぁ、と

感じることが

あります。


今ときの男性は

確かに少し前の

お父さんに比べれば

「イクメン」と呼ばれるような

育児に積極的に

参加する人が

増えたように思いますが


小さいころから

テレビは一人一台、

個室で育ち、

ゲームばっかりやっていて


近所のガキ大将や

たくさんの兄弟のなかで

もまれて育ったわけではない

世代ですから


実際のところ

「家庭」という

閉ざされた関係性のなかでの

コミュニケーションは

そんなに上手くは

ないと感じます。


確かに

休みの日に

授業参観に来てくれたり

運動会で場所取りして

ずっとビデオを撮って


親っぽいことを

頑張っては

くれているけど


よく観ていると

奥さんが子どもと

一生懸命話している横で


携帯ポチポチやっていたり

退屈そうに

している父親も

よくおります。


たいていの家庭が

父親なんぞ

でっかい長男化

していることが

ほとんどで


逆にそんな

夫婦関係のほうが

上手く行っていることも

あるとは思いますが


そんな頑張り屋さんで

きちんと仕切って

自分の思い通りに

進めていきたい

奥様も


面倒くさいかも

しれないですが


いちいち言葉に出して

コミュニケーションを

とる工夫をしたほうが

いいです。


男の人は何となく

察するのが出来ません。


いつもお皿を

洗ってくれない、のは


「やりたくない」から

やらないのでなく


シンクにお皿が

たまっていることに

「気づいていない」から

できないのです。



「なんで、やってくれないの!」と

いきなり怒りや

不満を爆発すると

余計にやってもらい

にくくなります。


我が家もそんなに

毎日は洗ってもらえませんが


結婚14年目、

だいぶ気が付くように

なりました。


子どもにお手伝いを

頼むのも同じですが

いきなり「お皿洗っといて」と

いうより


「フライパン洗っておいて

くれたら

ポップコーン作って

あげる」とか


「私は下の子に

おっぱいをあげなくては

いけないから


上の子のお味噌汁の

おわんだけでも

洗って

食べさせてくれる?」とか


お皿洗いの動きを

細かく分けて


その先の行動目的を

いうと

けっこうちゃきちゃき

動いてくれます。


奥様もきちんと

聞いてみるといいですよ。


「どんな風に

頼んだら

気持ちよく

やってくれる?」って。


頼られたら

嫌な気持ちになる

男性はいませんよ。