岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。
いよいよ、8月も終わり。
暑い暑い夏でしたが
郡上ではトンボも
飛び交い
木綿のコットンボールも
大きく膨らんできました。
毎年、ブログに書いていますが
1年のうちで
「9月」は一番
冷えている人が多いです。
12月とか
2月でなくて
「9月」です。
以前、助産師として
産婦人科で働いていたとき
逆子の妊婦さんに
簡単なお灸のケアを
していました。
その際に、
冬の妊婦さんより
9月の妊婦さんは
お灸の熱さを
感じにくい人が
たくさんいました。
5月くらいから
クーラーをつけっぱなしで
湯船に浸からず
7、8月は熱中症が
怖いからと
昼間はずっと家のなかにいて
汗をかかないで
冷たい飲食が増えて
そうめんとか
冷ややっことか
ツルツルとのど越しの
良い食事で
貧血気味で過ごせば
妊婦さんでなくても
冷えます。
冬は寒いから
うるさく言わなくても
靴下とか履いてくれますが
夏はもう油断しっぱなしで
そのツケがまわるのが
9月。
逆子にならなくても
お腹が張りやすかったり
浮腫みやすかったり
足がつりやすい
眠りが不安定
便秘
肩こり腰痛なども
全部、冷えです。
病院では検査の
結果さえ問題なければ
何も言われませんが
これだけ色んな
サインが出ていれば
十分、お産や
産後の出血、
産まれた赤ちゃんに
トラブルがあっても
おかしくないです。
臨月に入ってから
毎日、半身浴を
するようになって
数日のうちに
お産になって
しまったけど
それでも
全くやらなかったより
効果があった人もいます。
お産がはじまってから
アレコレしようと
思っても難しいですし
ましてや
赤ちゃんが産まれてからでは
もっと無理です。
いきなり長い時間
お湯に浸かるのは
無理でも
まずは足湯から
はじめてください。
妊婦さんは
のぼせやすくなっているから
頭など上半身に
熱があがりやすいです。
足湯をすることで
下半身に熱をおろす
力がついて
のぼせにくくなります。
一日のうちの
何時でもいいですし
何回やってもいいです。
その次は
「腹巻&レッグウォーマー」
手のひらで
お腹やおしりを
触ってみて
冷たく感じるようで
あれば
それはそのまま
内臓(子宮)の温度です。
ふくらはぎは
下半身の血液を
心臓に戻す働きを
しています。
足元の冷えた
血液が骨盤を通って
心臓に戻っていくため
下半身の血液が
冷えていると
子宮も冷やします。
ご自愛くださいませ。