添加物が良いとか、悪いとか言う前に。 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の

助産師&針灸師の

加藤祐里です。


ある小さなお子さんが

いるママさんで

自然派で食事にも

気をつかっている方が


こんなことを

おしゃっていました。


「学校の給食を

担任の先生が

塩むすびにして

子どもたちに

食べさせてくれている

らしいのだけど


子どもがすごく

おいしいというから

どんな塩を

使っているのか

聞いたら


化学調味料の入った

‘○シオ’で

がっかりした」

この担任の先生が

どんな背景があって

どんな動機で


なぜ

わざわざ、おむすびを

作ってくださっているかまでは

聞けなかったのですが


忙しい担任の

先生がわざわざ

塩を自前で用意して


給食スタッフでもないのに

普通はそこまで

やりません。


子どもたちが少しでも

たくさん給食を食べて

大きくなるように

先生なりに

工夫してくださっているのに


相手の善意を

素直に認められないのは


同じおむすびを

食べても


目には見えない

心の栄養を

受け取る側の

「愛情の消化吸収

能力の欠如」

知識や思考や

理論だけで

正しいか、

そうでないかを

判断していると


相手が良かれと思って

やってくれたことに

対して


有難み(愛)を感じる力が

弱ってきます。


いつも

自分を理解してくれない

まわりや

世の中に対して


怒りや悲しみを

抱えて


ものごとを斜めにしか

みえなくなる。

私が「いのちのおむすび」を

習った

「御食事ゆにわ 」の

店長ちこさんは


「光(エネルギー)の

こもった食事は


どんなシンプルな

味付けでも

食べる人に

元氣を与える」と

言っています。


いくら、完全無添加で

理論的に

正しい食事だったと

しても


作る人が

疲れていたり


怒りや悲しみを

ため込んでいたり

「ご飯作るなんて

面倒くさい」と


家族にご飯を

食べさせてやれる

有難みを忘れていたら


エネルギーの低い

料理になります。


なかでも

おむすびは

神棚にもお供えするような

エネルギーの高い

食材である

「水・米・塩」だけで

作られる


世界一シンプルであり

世界一エネルギーが

高い料理。


シンプルだからこそ

とことんこだわって

手間暇かけたら

それだけエネルギーが

満たされます。

今日は「御食事ゆにわ」を

テーマにした

自主上映映画

「美味しいごはん」

観てきました。

本当の‘美味しさ’とは

食材の値段の

高さとか

希少さでは

ありません。


お米に例えれば

おむすびを

作ってれた人、


お店で売ってくれた人、


産地から運んでくれた人、


お米を畑で

作ってくれた人までは

なんとか会おうと

思えば実際に

会えます。


ですが、もっと

感謝で満ちる人は


お日様の光、

山、川(水)、空気、


米文化や自然環境を

守ってくれたご先祖様、


土や空気の微生物など


目には見えない

存在にまで

敏感になれる人は


食以外のことにも

敏感ですし、


自分自身も

まわりの人間の

見えない部分を

感じ取るセンスがあるから


満たされた

生き方をしている

ことでしょう。