「日暮れ腹減り人間になるな」 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の

助産師&針灸師の

加藤祐里です。


先日、こちらの記事を

読んでくださった方から


こんな言葉を

教えてくださいました。



「日暮れ腹減り

人間になるな」


一日ぼぉ~っと過ごして

ご飯さえ食べれれば

それでいいというような

主体性を持たずに

まわりに流されるまま

なんとなく生きてはいけない、と

いう意味だそうです。

(なんと、名古屋弁なんですって)

例え、

社会的にとても

意義のある仕事で


忙しくて

休む間もなく

朝から晩まで

必死に働いていたと

しても


ただ上から

言われるから

そうしている、


そのルールに

従わないと

お給料がもらえない、


みんなもそうしているから、


これが当たり前だから、と

いう思考で

働いていれば


「日暮れ腹減り」です。


多くの人が

仕事を求めるほうも

雇うほうも

「条件」から入ります。


時給

家からの距離

福利厚生

仕事の内容

制服

などなど


ですが

実際に仕事を

していて

ストレスを感じるのは

目には見えない

違う部分。


例えば、

職場にいじわるな

人がいて


いつも誰かの

悪口を言っていたり

仲間はずれにする、とか


お客様には

みえないような

休憩室やロッカーなどが

暗くて汚いとか、


責任者の人が

話の分からない人で

現場の意見を

聴いてくれないとか


トラブルが起きても

対処できないとか、


いつも上層部に

トラブルが多くて

経営方針がコロコロ

変わるとか


職場に対して

何らかの不満は

あるのに


とにかく

お金さえもらえればいいし、

条件も悪くないし、


他の会社を

探すにも

自分には資格もないし

もう年だから

我慢するしかない、と

いう人が増えてくると


ますますその職場には

膿がたまっていきます。


小さな‘埃’を

見て見ぬふりをして

放置する癖のある

職場は


いつか必ず

大きなゴミになって

自分たちの

首を絞めていきます。


働き出して

最初のうちは

そこの仕事のやり方を

覚えるのに

いっぱいいっぱいな

時期もあるのは

仕方ないですが


でも、ある程度

余裕が出てきたら


よりよい職場になるように

まわりの人に

気を配ってみたり


下請けの業者さんに

声をかけてみたり


ちょっと早く

出勤して

スタッフが使う

場所を綺麗にしてみたり


仕事のマニュアルには

ないけれど個々の

「人柄」や「優しさ」が

自然に

にじみ出てくるような


そういう職場は

例え条件が

悪くなっても


「この職場が

好きだから」


「今までお世話に

なったから

この会社のために

恩返しをしたい」と


大変な時ほど

辞めないで

気持ちよく

働いてくれる人が

増えていきます。