岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。
ゴールデンウィーク中の
営業時間を変更しました。
5月3日 休み
5月4日 午後4時以降可
5月5日 休み
5月6日 休み
5月1日はまだ
午前中に空きがあります。
5月2日は夜の
予約可能です。
先日、4月24日、
25日と九州の
代表の石永節生さんを
郡上にお呼びして
お勉強会ツアーを
しました。
今の家には
化学物質で作られた
建材が使われているうえに
気密性が高まって
家の中の空気による
健康被害が
高まっています。
アトピーやぜんそくなどで
病院に熱心に
通ったり
食事を見直したり
まめに掃除機を
かけたりする人は
いますが
実は家のなかの
空気を見直す人は
あまりいません。
子どもたちのアトピー、
ぜんそくのほとんどの
原因は
家じゅうのダニ、
カビ、ほこりです。
「すごすぎくん」を使って
家づくりをされた
お子さんのなかには
多動でお友達と
仲良く遊べなかったような
お子さんが
みるみるうちに
人が変わったかのように
落ち着いてきた子も
いたそうです。
畳などは歩くだけでも
なかに使われている
有害な物質が
空気中に拡散します。
今の火事は
いきなり火がついて
燃える訳でなくて
神経系統を麻痺させる
有害な煙を吸って
意識はあるのに
歩けなくなって
それで逃げ遅れて
亡くなってしまうことが
ほとんどだそうです。
デンマークでは
有害な建材を国が
禁止するときに
建築業界は
反対したけど
消防士の団体が
ストライキを起こして
燃やして人体に有害な
作用を及ぼすような
建材の使用を
禁止したそうです。
うちは古い家だから
新建材はあまり
使っていない、という人も
カビが生えやすいような
湿気が多かったり
壁一枚裏側
畳のなか、
屋根裏、
みえないところは
カビだらけ。
昔は家自体は
何回も建て直すことは
なかったかもしれないけど
畳を新調したり
壁のしっくいを
塗り直したり
障子を張り替えたり
ちょこちょこ
手間暇かけて
家のなかの空気を
整えることを
無意識にずっと
先祖代々、続けてきました。
日本は湿度が高くて
カビが生えやすい
環境なのですが
家づくりに使われるような
素材の多くは
カビを自ら
浄化します。
例えば
「浴槽」といえば
「ひのき風呂」が
有名ですけど
実は「すぎ」で作られた
お風呂のほうが
カビができにくいです。
これは石永さんのお話で
出てきた大学の研究でも
実証されていて
あらゆる木の素材の
なかで杉が一番
カビができにくいし
調湿効果も優れています。
正倉院にある
何千年も前の
宝物を保存する
箱も杉で作られていて
なかの空気を測定して
いまだに浄化作用が
効いているそうです。
昔から味噌、醤油、お酒の
保存、
お弁当箱は杉でした。
石永さんのお話は
杉、い草、貝殻漆喰など
自然素材の素晴らしさに
ついて知ることが
できるだけでなく
古くから日本人が
この素材の良さを
知っていて
暮らしのなかに
活かしてきた
知恵、技術、経験に
あらためて
誇りを感じます。
たぶん、
郡上はこれから
石永さんに助けてもらいながら
山を守るため
未来の子どもたちに
よりよい地球の
環境を残せるように
新しいことを
やっていくと思います。
うふふ♡
私の私物のい草畳の
ヨガマット。
もりのこ針灸院の治療ベッドに
まるで計ったかのように
サイズピッタリ。
ちなみにモデルは
私の実家の母(笑
(身長150センチ)