不妊治療を前向きに受ける人、そうでない人の違い。 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の

助産師&針灸師の

加藤祐里です。



不妊治療はとても

辛くて

痛みも伴うし

お金もかかるし

ストレスが強いですが


それでも

前向きに

取り組んでいる方も

います。


もりのこ針灸院では

赤ちゃん待ちのかたには

身体の治療も

しますが


心のカウンセリングも

大切にしています。


たいていの人が

「思考」で自覚していることと


「本音(子宮)」で

感じていることは

違います。


小学生が本当は

学校なんて

行かないで一日中

遊んでいたいと

思っているのに


親とか先生とか

まわりの大人から

「毎日、休まず

学校に行く子が

良い子」と思いこまされて


「学校、大好き♡」とか

言っているくらいの

取り繕った不自然さです。


子宮の声を無視して、


自分の本音を押し殺して

生きてきた人の

共通点は

「お母さんに言いたいことを

言っていない」


この「お母さん」というのは

実の母親というより


「女は結婚して

子どもを産んで

良妻賢母が一番」


「きれいでいるべき」


「優しくあるべき」


「男をたてるべき」など


女性ならこうあるべきという

社会的な常識や

古い習慣です。


「本当はどう生きたいの?」


「子どもができないことで

誰に対して

一番、罪悪感を感じるの?」


たいていの人が

「お母さん」と言います。


実際に誰にも

「早く赤ちゃん作りなさい」

なんて言われたことがないのに


「そう思われている」


「親を悲しませている」という

思い込みが強い。


実のお母さんと

いうより


「女だったら

当り前に子どもを

授かって

子育てが一番の幸せ」と


いう誰に言われたわけでもない

思い込みの価値観。


子宮の声を聴けない人の

多くが

赤ちゃんを欲するように

なってからでなくて


小さい時から

なんとなく周りの

大人が良いというほうを

選ぶ癖があります。


「どうして、その学校に

行ったの?」


「その仕事を選んだの?」


ほとんどの人が

自分で考えているようで

なんとなく親とか先生が

良いと言ってくれたから。


びっくりするくらい

反抗期もしていないし


何かに挑戦したり

失敗や挫折を

経験していません。


ずっと「良い子」もしくは


親の機嫌を

伺って生き続けている。


自分と親との

関係に問題がないと

思い込んでいる。


本当は腹のなか

「あのとき、自分は

こうしたかった!」


不満だらけ、

怒りだらけ、

悲しみだらけ


自分はいつも誰かの

機嫌を伺ったり


誰かにコントロールされて

自分の好きには

生きられない。


本当に望んだ

人生を選べないという

被害者根性が

根強い。


自分で考えたり

自分で決めたり

自分で選ぶ経験が

ほとんどないから


ビックリするくらい

「自分」がない。


産婦人科で働いていたとき

たまに外来の仕事で

不妊患者さんの

注射をすることが

あったのですが


「この注射が体の

何に働きかけるか

分かっていますか?」と

聞くと、ほとんどの人が


「よく分からなけど

先生が良いって言ったから」


良い意味で

「素直」だけど


言われるがまま、

自分で考えないまま

の人が多い。


次はこの治療、

次はこの検査、と

どんどんどんどん

不妊治療にお金を

時間をつぎ込んでいく

人ってこういう人だなぁと

共通点を

感じました。



被害者意識が

強い人は


同じ不妊治療を

受けていても


「不幸な不妊患者」さんに

陥りやすい。