岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です
昨日の記事。
体の自然治癒力が弱い人は
身のまわりの問題を
解決する力も弱い、と
いう話。
例えば、
「生き方・暮らし・
人生の自然治癒力」を
「家のなかの
片付け」に例えて
みましょう。
ものがあるべきところに
しまわれて
床にものが落ちていない、
いつお客さんが
来てもいいくらい
綺麗な状態が
「健全」な状態だとします。
自然治癒力が高い状態は
一晩寝ればすぐに
健康が回復する状態です。
片付けでいえば
１５分くらい掃除すれば
綺麗になるレベルです。
原状復帰させるのに
何日もかかる、
断捨離したら
ゴミ袋がいくつも
いりそう、
もう自分ひとりでは
修復不能で
片づける気は
さらさらない、
これは「病気」の状態。
片づけるべきところが
部屋だけじゃなくて
キッチン
お風呂
洗面所
トイレ
押し入れ
たんすのなか
玄関
お財布のなか
かばんのなか
車
などなど
放っておいた場所と
時間が多くて長いほど
その人のなかで
病んでいる部分が
多くなります。
私の知り合いのかたが
車で３０分走らないと
近くにスーパーがないような
田舎に住んでいます。
お仕事柄、毎週
お仏壇のお供え用の花を
用意しなくては
いけないのに
それを街のスーパーで
お金を出して
買いにいくのです。
田舎だから
道端とかで
菊とかマリーゴールドとか
放っておいても
育つ花で十分なのに
花を植える時間も
気力もない。
となりのおばあちゃんとかの
畑にはたんと生えているの
だから
「持ってきて、よろしく」って
頼めばいいのに
その一言をいうのを
忘れていた。
まぁ、いいか
今更いうくらいなら
買いにいったほうが
早い、と放置した。
だから、ほかにも
やることがたくさんあるのに
花だけ買いに
行かなくてはいけない。
そもそも、もっと前に
こんなに慌てないと
いけなくなる前に
花をわざわざ買いに
いかなくても
良い方法を考えて
おけばいいのです。
誰かに定期的に
配達してもらうとか
何曜日に必ず買うとか。
おそらく花に限らず
ほかにも見て見ぬふりして
解決しないで
放置してきた
細かいトラブルに
いつも追われているから
問題が起きないような
システムを考える
余裕がないのです。
そういう人たちって
結局、体が疲れているんです。
今のうちに
ちゃちゃとやれば
いいのに
体が疲れているから
動けない。
休む時間が極端に
少なすぎるのです。
しばらく、このシリーズ
続けます。