生き方・暮らし・人生の「自然治癒力」 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。

風邪ひいても
寝ていると
自然に治ったり

ケガをしても
血が止まって
骨がくっついて
自分で治る力を
「自然治癒力」と言います。

これは身体に関して
だけではありません。

日本人はちょっと
昔は

食べる物も
着るものも
住む家もぜんぶ
自分たちで作っていました。

鎖国していた時代も
長かったし
石油もとれない
狭い島国だから

限りある資源を
有効に使いながら
知恵を使い
技術をいかし
人々は助け合って
暮らしを継続して
きました。

今の人は
「作るより
買ったほうが早い」

「手間暇かけて
面倒くさいことする
時間も気力もない」

「誰かに頼んだり
人と話し合うような
関わりをするくらいなら
ネットで検索で十分」

という風潮があります。

すると、自分の身のまわりの
生活や人間関係、
ちょっとしたトラブルが
起きた時に

自分の頭を使って
考えて
行動を起こして
工夫して
解決してみる、という

「生き方の
自然治癒力」が
すっかりなくなって
しまった人が多い
ように思います。

小さい問題は日々
起きていて
その都度、よりよく
なるように
解決すべきだったことを

「めんどうくさい」

「だって、旦那は
分かってくれないし」

「とりあえず
失敗しないやり方さえ
分かればいい」

「忙しい」

「お金がない」

「誰かがなんとか
してくれる」

「頼んでも
どうせやってくれない」

と考えない癖、
放置する癖を
続けてきた結果
取り返しがつかない状態に
なってしまう様子は

まるで体の不調を
放っておいて
結果、まともに
働けなくなるような
大病になってしまう
体の様子と似ています。

逆に言うと
この人、すごく
真面目で悪気なく
頑張って生きているのに

なんか上手くいかない、

結果がでない、

災難ばかり起こる、

どんくさい、

残念な人やなぁという人は

やはり体の自然治癒力が
上手く働いていない、とも
思います。