「みんなと一緒、普通がいい」は自分に自信がないから。 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

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数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。

「普通がいい」というのは
たいてい

「自分では選べない。
考えられない。
みんなと一緒でいい。
どっちでもいい。」
という意味です。

日本人は昔から
自己主張したり
人と違うことを
していると
イジメられたり
たたかれたりしますから

個性的でいるより
普通を選んだほうが
楽に生きられます。

私も実家の母親が
看護師として
働いていたので

看護学校くらいまでは
「普通に母みたいに
(もしくは母の同僚みたいに)」
地元の病院に
就職して

仕事を優先させてくれる
パートナーをみつけて
子どもを産んで
一生、働きつづけると
思っていました。

名古屋市の奨学金を
もらっていたので
誰もが名古屋の
助産師学校に進学すると
思っていたのが

「たまたま、なんとなく」
東京の助産師学校に
進学することに
しました。

そこらへんから、
「普通」から離れていく
人生のはじまりはじまり。

最初は一年のつもりで
東京に出たけれど
このまま帰るのは
もったいない気がして

名古屋の病院に
就職すれば
奨学金は返さなくても
良かったのですが

名古屋でない病院に
就職したら
損もするし
面倒くさいだろうけど

でも、普通だったら
選ばないほうを
行ったほうが
いいと思いました。

それを決めたのが
「普通の」新卒者が
就職するような
大きな病院の
採用試験が終わったあと。

実家の母をはじめ
誰もが大反対でした。

確かに就職して
すぐの頃は
「もっと楽な道が
あったんじゃないか?」と
悩んだ時期も
ありました。

私の場合、
最初に助産師として
働いた病院が
‘普通じゃ
考えられないくらい
ひとかったから’

自分はどういう環境で
仕事をできることが
幸せなのか
本気で考えました。

たぶん、
「一生このまま
この職場で働きたい」と
思うような
居心地のいいところだったら
今頃針灸師にも
なっていません。

助産師を3年で辞めて
針灸学校に行くときも
やっぱり母は大反対。

西洋医学が
‘普通で正しい’
母にとって
東洋医学なんて、
もってのほか!でした。

実際は助産師のアルバイトを
しながら通っていたので
辞めたわけではなく

普通に助産師が
たくさんいるような
大きい病院で
働いていた同期は

助産師として
就職したのに
一件もお産を
とっていなかったり

帝王切開が多かったり
学生の実習で
年間に10件も
お産をとらないらしく

私は勤務にいけば
お産があるような
病院で働くことが
できていたので

助産師の経験としては
針灸学校に通いながらの
アルバイトでしたが
十分でした。

「普通の」助産師とは
違う生き方を
選んできたけれど

誰よりも
どっぷり助産師の
仕事をさせて
もらえてきたと
思います。

「普通」を選べなく
なってきたあたりから

もっと楽に
生きられる方法も
あったのになぁとも
思うけど

でもその苦しさを
乗り越えたあとの
自信は何者にも
代え難い。

もし今の私が
日本中どこにいっても
こんな治療院、
針灸家(助産師)が
いないと感じてもらえるなら

過去に「普通じゃない」
選択肢を積み重ねて
きたから。
(針灸学校を卒業して
結婚して子どもを育てて
復帰して、移住した
エピソードのほうが
さらに‘普通じゃない’ネタ
満載なんですが…)

また同じ選択が
できるかと
言われたら
「絶対に無理」

あのときだったから
たまたまその選択肢が
あったのだし

あの若さや
情熱があったから
乗り越えることができた。

普通を選ばないことは
すごく勇気がいるし
一番身近な人は
たいてい反対するから
ものすごい孤独です。

前例もないし
自分と似たようなことを
やっているケースに
簡単に会えないからこそ

自分で考えるし
自分なりに
工夫します。

自分で選んだ道だから
愚痴や泣き言も
言っている余裕が
なくなって

それまでの人間関係が
希薄になって
自分のことに
必死になるから
人のことなんて
どうでもよくなります。


でも
「普通じゃない」ところに
生きているときこそ

本気で
「自分はどうしたい?」って
考えます。

幸せの基準が
「みんなと同じでいい」で
なくて

「自分の信じたことを
選べる事」に
なるのです。

普通でないところを
楽しんで生きるということが
「自信」なのです。

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