お客さまとの時間を増やすより、大切にすべき時間。 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。

開業助産師、
針灸師、
整体、カイロ、アロマ…などなど

セラピストの多くは
個人経営者。

空いている日は
できるだけ
予約でうまってくれると
うれしい。

だけど、
休みなく
働くだけが続くと
いつか必ず
上手くいかなくなります。

私に経営について
教えてくれた
整体のお師匠にも

予約でパンパンに
スケジュールをうめるより
断ってでもいいから
必ず自分が休む時間を
確保しなさい、と
言われました。

家族のご飯を作ったり
子どもの習い事の
送り迎えをしなくては
いけないような
ママ起業家は

自分の体を休める
時間のほかに
家族との時間も
確保しなくては
いけません。

多くの経営の考え方が
最初に「売り上げ目標」を
決めるところから
はじまるのだけど

家族との
時間を大切にしつつ
自分の体も大切に
自分らしく働きたい人は

先に自分が働かない
時間や曜日を
決めるところから
はじめたほうが
良いと思います。

子どもがここぞというときに
体調をくずしたり
何かトラブルを起こすのは

やはり、世話をする人の
エネルギーが足りなくなる、
もしくは波長が乱れてくると
問題が起きてくることが多いです。

エネルギーを
安定させるためには

まずは
①からだの休息
(お風呂に入る、
布団を干す、なども)

②衣・食・住を整える
(そうじをする、
エネルギーの高い食事をとる)

③身近な人
(家族、ビジネスパートナー)との
コミュニケーションをしっかりとる

(自分の想いだけを
一方的に伝えることが
コミュニケーションでなくて
相手の想いをよく聴いて
自分は理解してもらっていると
満足してもらっている
関係性を築けていることが重要。

普段からの
コミュニケーションに
不満を感じていると
ストレスを抱えます)

もっと仕事したい、
もっと結果をだしたいと
いうとき、
寝る時間を削ったり
家事がおろそかになったり

ミーティングの時間が減って
次から次へと
お客様との時間を
増やしがちです。
(一人経営でも
自分とのミーティングが大事です)

多くの人が
ある程度、稼げるようになって
軌道にのってきたら
休みをとれるようになるだろう、と
思って見切り発車で
勢いだけではじめて

方向性を見定めて
足元を固める時間を
大切にしないから
いつも不安定。

エネルギーが不安定な人は
疲れやすく
小さなことで
心が折れやすい。

行き当たりばったりで
勢いだけでも
発想力と瞬発力さえ
あればなんとかなりますが

「やっぱりやめる」と
なったときの
落差の激しさは

あなたが思っている以上に
信用を落としています。

そういう人はよくいるし
小さな子供がいれば
当日になって
体調を崩してもおかしくないし
別にめづらしいことでは
ないけれど

いくら稼げているかとか
何人の顧客がいるか、とかより

‘信用’は目に見えない分、
一瞬で無くなったりして
イチから作り上げていくのは
本当に難しい。

自分のことを
分かってもらえないと
嘆くのは

あなたが相手のことを
分かろうとしていないから。

小さなことで
批判されたり
認めてもらえないと
感じるのは

あなたが相手のことを
目にみえる部分でしか
評価していないから。

旦那の稼ぎが少ないから
自分は働かなくては
いけない、と思っているうちは

自分も仕事の結果を
「お金」で評価するので
せっかくお客さんが
喜んでいて
良い流れができているのに

儲からないから、
損ばっかりするからと
評価する部分を間違えてしまい、
長続きしません。

ここぞというときに
子どもが体調を崩したり
ぐずったりして
邪魔されたように感じるのは

普段、子どもとの時間で
きちんと子どもに
集中して気持ちを
向けていないから。

子どもが夢中になって
遊ぼうとしたり

何かに集中しようと
しているときに
「忙しいから」と
途中で邪魔したり

「そんなことより
今はほかにやるべきことが
あるでしょう」と
さえぎっていませんか?

関わる時間の長さでなくて
ただ子どもの言い分通りに
甘やかすことでなくて

相手の訴えを
「心の声」で聴く
自分の姿勢の問題。

これはそのまんま
クライアントさんとの
関係に当てはまります。

お客さんを
甘やかすことだけが
サービスでなくて

お客さんが本当に
訴えたい「心の声」を
くみとる。

ちなみに私が土日に
仕事のときに
子どもを預かってくれて

文句をいわずに
留守番してくれたり

まったく仕事にも
関係ない
畑仕事を手伝ってくれる
我が家の旦那様に
意見を聴いてみました。

「そもそも、
私がどんな仕事を
しているのか
いまいちよく分かっていないから
文句を言いようがない」

「仕事には
経済的に豊かになる
目的と
人生を豊かにする
目的がある。

儲からなくても
本人が納得する
やり方で
いきがいを感じているなら
それでよし」

「小さなことで
文句を言われると
感じるのは

逆に普段から
自分が相手に
小さなことで
文句を言っているから。

コミュニケーションに
ストレスを抱えていると
小さなことを気にして
文句を言いたくなる」

だそうです。

たまには良いこと言って
びっくり(*_*;