頭だけでなくて、体も「腑」に落ちれば納得できる。 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。

「腑に落ちる」とは
納得がいく、
合点がいく、という意味。

東洋医学では
「肝・心・脾・肺・腎」の
五つの臓器に対して

胆、小腸、胃、大腸、膀胱、
三焦(リンパ液の通り道と
言われている)
六つの「腑」があると
考えます。

「腑」はいれもの、
袋状になった内臓の一部で
消化・吸収の働きがあります。

つまり、
「腑」に落ちるとは
食べ物が体の中に入って
消化されるように

物事を頭だけでなくて
自分の内臓にしみわたるように
深く理解ができると
いうこと。

※ちなみに「子宮」は
奇恒の腑と言われていて
見た目は袋状だけど
臓器のような
働きがある場所と
言われています。

私は自分も
人も「腑に落ちる」状態が
好きです。

今まで自分の身に起きた
出来事を
すべてその考え方で
説明できるような
情報や理論にであったときは

心屋さんいわく
「パッカ~ン」の状態ですし、

例えば、
自転車に乗れるように
なるのも
頭ではこぎ方は
分かっているけど

体で納得できた瞬間に
乗れるようになれます。

腸が冷えて硬いと
消化が上手くできないので
いくら体にいい物を食べても
栄養にならないように

おなかが硬いひとは
いくらいい情報を
手に入れても
「頑固」なので

「腑」に落とす
(理解できる)のにも
時間がかかります。

また、「腹が立つ」とか
「腹黒い」と言われるように

腸が硬くて
宿便がたまって
腐敗臭がしているような
状態では

イライラしたり
悩みすぎたり
自分が得することしか
考えなかったり

いくら「自分はいい人」だと
思っていても
体が作り出した
ものの見方や感情によって
人間関係をこじらせて
しまうことがあります。

私が治療で目指しているところは
ただ痛みがとれるとか
楽になるという
レベルでなくて
「体で納得できる状態」です。

例えば、ママさんで
無事に赤ちゃんは
生まれたのだけど
医療者に対して
心のしこりができてしまった
ような人などは

言葉にできない
怒りや感情が
体にたまっていることがあります。

頭では医療者に
対して感謝もしているし
次のお産もお世話になりたいと
思っているけれど

もっとこうしてほしかった、
ああしてほしかったと
本音にふたをしていると

自分の感情や
起きたできごとを
「腑」に落とせないまま
未消化になっています。

「予期せぬお産だったし
不満も感じたけれど

大事なことに気づけたし
必要な学びができて
よい経験をした」と
それまでマイナスだと
思っていたことを
プラスの経験と
書き換えることができた時

ストンと「腑」に落ちます。

逆に自分の思考だけでは
どうにも納得
できなかったことも
施術を受けて
体の緊張をほぐして

冷え取りしたり
腸内環境を整えるような
食事に変えていくうちに

思考・感情・記憶・こだわりを
変えていくことができます。

ゴールデンウィークは
5月2、5日はお休みですが
それ以外は
今のところ予約可能です。

普段、平日は仕事で
なかなか治療を受けることが
できない方、
お待ちしています。

(予約電話)
郡上もりのこ針灸院
℡0575-65-2190