岐阜県郡上八幡の
助産師＆針灸師の
加藤祐里です。
「10000時間の法則」を
ご存知ですか？
何かひとつのことを
極めるのに
10000時間費やすと
その道のプロに
なれるそうです。
毎日10時間くらい
休みなく取り組んだとして
1000日だから
毎日やっていれば
3年くらい。
週休2日で
8時間労働であれば
（一か月１６０時間）
有給使わないで
5年くらい。
逆に「50時間費やした時点で
９０％くらいの人が
あきらめる」そうです。
「3日坊主」というのも
根拠があったのですね。
ここ最近、
様々な職種の
女性たちから
「自分らしく働く」ことについて
相談されることが
増えているのですが
すごい資格や技術以上に
自分が過去に10000時間
費やしてきたことに
ヒントがあります。
自分では特別すごいと
思っていない
趣味や特技や
習い事とか
逆に不得意なことがあって
それを克服するために
頑張ってきたこととか
両親がわからずやで
彼らに理解してもらうために
人に説明するのが
上手くなったとか（←私）…。
今日のまきちゃん先生の
ブログで「正範語録」
なるものが
紹介されていました。
「実力の差は努力の差
実績の差は責任感の差
人格の差は苦労の差
判断力の差は情報の差
真剣だと知恵が出る
中途半端だと愚痴が出る
いい加減だと言い訳ばかり
本気でするから大抵のことはできる
本気でするから何でも面白い
本気でしているから
誰かが助けてくれる」
こないだ、ある患者さんが
言っていたのですが
行くたびに
サービスの内容が
変わるお店があって
いったい何を選べばいいのか、
混乱するそうです。
ついついお客様を
あきさせないために
次から次へと
真新しいメニューや
技術を打ち出したほうが
いいような気もしますが
お客様から選ばれるような
技術や信頼感を
生み出したければ
10000時間必要なのだと
思います。
逆に50時間も
かけないうちに
「私の魂が望んだ
本当にやりたかった
仕事はこれです！」とか
「ようやく私の使命を
果たせるような
天職に出会えた」とか
薄っぺらいこと言うと
すぐにバレます。
3年間、専門学校に通って
解剖・生理・病理・
西洋医学も東洋医学も
学んで
実習をして
テストのたびに
寝ないで勉強してきた
針灸マッサージ師さんや
助産師・看護師さんは
専門学校に入るために
入学試験からトータルすれば
10000時間以上
費やしています。
なかには働きながら
寝る間を削って
学校に通う人もいます。
世の中には
わざわざ
国家試験をとらなくても
数日、民間のスクールで
習えばプロとして
活躍できる！みたいな
なんちゃってのセラピストや
子育て支援のサービスをする人が
増えましたが
本気で10000時間の
お金と時間を
費やしてきた人には
かないません。
どうせ習うなら
せめて10000時間やり続けて
来た人から習ってください。
あそこの整体やら
カイロやら
ベビー系クラスには
お客さんがたくさん
来てくれて
うらやましいな～、って
誰しもが思いますが
まずは自分の治療院に
価値を感じて
選んできてくれる
目の前のお客さんを
大事にしてください。
愚痴ったり
ブレたりしている
場合ではありません。
そのお客様の
ために必死になって
やるんです。
そこに一生懸命に
なれることこそ
あなたの良さだから。
3月28日（月）
１３：３０～１５：３０
石川県金沢駅前すぐ
「金沢医療技術専門学校（Isis)」
※駐車場あり
「マタニティに関わる
施術家・医療者のための勉強会」
参加費 5000円
学生 2000円
勉強会の申し込み先は
TEAM針灸＠石川
ariariq@gmail.com
午前中は
一般の方向けの
「たった10分座るだけで
骨盤を整える
‘ひめトレ’体験と
骨盤のお話しクラス」
①10:00～１０：４０
②11:00～１１：４０
参加費 1000円
※子連れOK
TEAM♡針灸＠石川による
・お灸体験コーナー
・小児はり（ママのための
子どもの自然な体のお手当）
コーナーもあり。
（各20分・1000円）
（申し込み先）
ariariq@gmail.com