「良い子なんだけど、いつも困っていて、かわいそうで放っておけない友達」 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

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数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。

「うちの旦那は
私がやりたいことが
あっても分かってくれない」

「応援してくれない」

というお悩み。

実はこれは
旦那との関係でなくて

親との関係のなかに
問題が隠されていることが
あります。

小さいころから
良い子で
反抗期もあまりなく
親の気に入るような
生き方を選んで
生きてきた人。

もしくは、なかなか
自分のやりたいことが
あっても
いつも否定されて
自由に選択できなかった人。

そんな人は
無意識のうちに
「親が許してくれる
ことしか自分は
選択できない」と

‘親(相手・まわり)の
認めてくれる価値観’で
選ぶようになります。

すると、
経済的にも精神的にも
自立して
親の許しをいちいち
得なくても
好きに生きることが
できるような
大人になっているのに

自分が何かを選ぶとき
やりたいことを
しようとするときに

自分の身近な人
(夫・姑・上司)が
「賛成してくれない」

「機嫌が悪くなる」

「助けてくれない」

「理解してくれない」と

自分が好きなように
できないのを
まわりのせいにするんです。

そもそも、
自分が生まれてこようと
するときに魂は

最初に自分はこの人生で
どんな成長をして
どんな人生を
過ごしたいのか
人生のシナリオを選ぶそうです。

その次に
その人生のシナリオを
応援してくれそうな
親を選びます。

自分がこの世に
生まれていくことで
このお母さん・お父さんを
喜ばせたい、
幸せになってほしい、という

親の役に立ちたいという
気持ちは
魂に刻まれた
本能みたいなものなので

親が安心するような
生き方を選びたいというのは
誰にでもあります。

ただ、自分が
新しいことに
挑戦しようとしたり
魂の望むような
生き方を目指したいと
思ったときに

自分は親の許すような
選択しかしては
いけないと無意識に
思っていると

自分の行動に制限を
かけるような人が現れたり
行く手をはばむような
事件が起こります。

で、今日いいたいことは
これと関連して
「友達」との関係。

「自分の仲の良い
友達に姑のとのこと
とかで悩んでいる子がいて

その子になんとか
幸せになってほしくて
あれこれアドバイス
するのだけど

なかなか
それをするのも
難しいみたいで…」と

「友達」を幸せに
できなくて
困っている人がいます。

これも
ほとんど多くの人が

「自分のお母さんを
満足させるために
(喜ばせたくて)
自分が役に立ちたい」という

親との関係が
問題になっていることが
あります。

まわりの人みんなに
幸せになってほしいと
力を尽くすことは
悪いことではないですが

「あなた(母・子)が
幸せ(成功・満足)
にならないと
私も幸せになれない」と
いうのは

裏を返せば
「私が不幸なのは
あなたが幸せじゃないから」って
なってしまいます。

だから自分が
満たされないのを
ほかのせいにしたくて
夫や子供に
問題をみつけたり

不幸な友達を
放っておけなくなるのです。

今は自分の親も
好きなように生きて
自分に干渉してくるような
ことはなくなっているかも
しれないけど

小さいころ
記憶の片隅に

お父さんと
お母さんがケンカしたり

お母さんが同居の
お姑さんとかと
上手くいかなくて
苦しんでいて

「お母さん、かわいそう」と
感じた事や

決して子どもの前で
愚痴をいったり
泣き言をいったり
しなかったけど

家族のために
自分のことは後回しにして
一生懸命頑張ってくれていた
後姿をみていて

「自分も何か
力になりたい」

「お母さんに楽に
なってもらいたい」と
小さいながらに
思ったはずなのです。

だけど、小さい自分は
それが叶わなかった。

お母さんはいつも
苦しそう、
悲しそう、

そんなお母さんが
幸せになれないのは
自分が役に立たないせいだ…。

自分が頑張っても
頑張っても
お母さんは満足してくれないし
いつも不満げだし
心の底から笑ってくれないと

自分のなかに
「怒り」「悲しみ」が
湧いてきて

今度は親じゃなくて
違う誰かを
コントロールして
自分の「怒り」「悲しみ」を
解消しようとするのです。

必要以上に
人に尽くすことや
気を使う習性を
身に着けてしまいがちです。
(看護師さんとか
助産師さんとか
人の世話を焼く仕事に
意外と多いのです)

で、なかなか
相手が変わって
くれなかったり

仕事であれば
上司が評価してくれないとか

自分への感謝が
足りないと
相手を非難したり
自分を責めたり
「攻撃」しはじめる。

問題は友達が不幸なのでなくて

それを解決できないと思う
「自分」のなかにあるのです。

※すごい、おすすめは
「愛05気功」とか
「異常反応解体」
「悪意消し」

それを選ぶのも
ブロックがかかる人には

「苦難・困難・逆境・挫折は
神様が与えてくれた
魂が成長するためのギフト。

だから‘不幸’で有難い」と
考えるといいと思います。

自分の親も
苦しい時代を乗り越えたから
今の自分があるのだし

友達も今まで
‘ぬるま湯’の人間関係で
悩みのない生き方を
していただけなら

人の心の痛みや
苦しみなんて
一生分からない人間に
なりかねませんでした。

患者さんも
病気になることで
命の有難さに
気付くことができます。

厳しい環境や
人間関係のなかで
自分の魂をみがくために
必要な修行を
体験できているのです。