女性の治療家だから、できること。 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&鍼灸師の
加藤祐里です。


これは女性の骨盤です。

膝や股関節が痛い、

じっとしているときは
大丈夫だけど
起き上がるときに
痛みがある、

生理痛、排卵痛、
以前、子宮の手術を
したことがある方など

恥骨の前の部分の
筋膜周辺に癒着(かたまって
動きが悪い)がある方が
多いです。

特に猫背で便秘・
胃下垂傾向のかたなどは
内臓の重みがぐっと
恥骨や足の付け根に
かかってきて
この部分が硬くなっていることが
多いです。

ほんと、糸一本のレベルの
硬さなんですが
よく緩めてあげると
あんなにずっと痛かったのが
ずいぶん楽になります。

男性の施術家には
触られたくないところです。

女性院長だからこそ
生かせられる
アプローチです。

筋膜とは
筋肉を包んでいる
膜のことです。

内臓や子宮なども
腹膜などで覆われ
位置を保っています。

みかんに例えると
果汁のつまった
実の部分が筋肉や内臓で

外側の皮の部分が皮膚。

皮と実の部分の間に
ついている白い部分が
筋膜に相当します。

ですから筋膜は
全身つながっています。

何層にも重なって
つながっています。

イメージとしては
全身頭まで覆った
ストッキングを
着ているようなものです。

ストッキングをはくときに
おしりの方まではいて
窮屈だと

再度、足先のたるみを
キュキュッとフィット
させますよね?

同じように筋膜も一か所、
しわが寄っていたり
硬くなっていると
全身の動きの悪さに
影響を与えます。

解剖の教科書などでは
筋膜はあんまり
載っていません。

超音波の検査をしても
うつる組織ではありません。

だけど、例えば
帝王切開などをするときに
お腹の皮膚を切ったあと
腹膜を切って
子宮が現れます。

ある産科医のお医者さんは
腹膜が極端に偏っていると
ちゃんと本来の位置に
戻して縫うように
しているそうです。

性格的にそんなこと
気にしないで
さっさと縫ってしまう
お医者さんのほうが
多いですが

不妊症の患者さんとか
子宮ばっかり触るのでなくて
骨盤内全体の
構造的な環境も
整えた方が
いいと思います。

ということで
11月8日に長野県飯田市方面で
女性施術家・セラピストのための
骨盤を学ぶ会を計画しています。

詳細はまた後日…。