岐阜県郡上八幡の
助産師&鍼灸師の
加藤祐里です。
食事も冷えも気を使っているのに
おっぱいのしこりが
度々できるママさん。
両手を胸の前で
あわせて
天井に向って
まっすぐ両手をのばして
みてください。
↑写真は方足立ちですが
イスに座ったままで大丈夫です。
このときに
まっすぐ伸ばしている
つもりでも
肘が曲がっていたり
耳のやや後ろ側で
二の腕が顔に
つかないようなら
肩の関節が
相当、硬くなっています。
肩の周辺はリンパや
おっぱいに必要な
血流が集まっているので
肩の関節が硬くなっていると
おっぱいもつまりやすくなります。
肩こりと言うと
肩のうえの部分を
押したり、揉んだり
したくなりますが
肩の柔軟性は
首や腕、肘、手首
脇や背中、
腰、お腹との関係や
呼吸(肋骨)の問題、
胃腸の状態など
一言では書ききれないほど
いろ~んな所と関係しています。
ママさんたちの肩こりの
ほとんどが
出産によるもの
ではなくて
妊娠前からの
パソコン業務や
ストレス、冷え、運動不足など
慢性的な原因がほとんど。
関節も何年もかけて
硬くなったものは
自己流のストレッチだけでは
なかなか改善しません。
定期的にヨガに
通えたら理想的ですが
近くに子連れでヨガが
できるような場がない方は
ママ友2~3人くらいで
自宅に集まって
みんなでDVDをみながら
やるのもいいですね?
(私は長男の出産後に
ママ友と音声を流しながら
次男の出産前まで
週に一回ヨガをしていました)
子どもに邪魔されて
何もできないことも
しょっちゅうですが
一人でやろうと思っても
子どもが寝てからやろうと
すると、結局自分も
寝ちゃって何にもできないので
友達と約束して
やったほうがいいです。
(時々、人を家に呼ぶと
家のなかの掃除も
強制的にするし…)
おっぱいは
全身とつながっています。
24時間、寝ているときだって
子どものお世話で
気が抜けない毎日だとは
思いますが
自分を追いつめる
ばかりでなくて
労わる時間も
大切にしてください。