「夜中に足がつるんです」 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&鍼灸師の
加藤祐里です。

今日の質問第2弾!

「妊娠中ですが
夜中に足がつります。
何かいい対策は
ありますか?」

原因は「冷え」です。

寒くなくても
冷えています。

汗っかきでも
冷えています。

夏に冷房つけて
生足でアイスや氷の入った
飲み物をがばがば飲んでいたような
人はがっつり冷えています。

一日、3回位
ふくらはぎまでしっかり
足湯をしてください。

最低1時間位は
半身浴ができるように
慣れていきましょう。

夜は湯たんぽを3つくらい
足元に用意します。
湯たんぽを買わなくても
2リットルのペットボトルで
代用できます。

足腰の筋肉をしっかり
使うために
2時間位は軽く
歩けるような脚力をつけましょう。

病院の血液検査では
異常なしと言われていても
現代人のほとんどが
ミネラル不足です。

天然の塩、しょうゆ、みそに
切り替えて
生野菜、フルーツ、
発酵食品をふんだんに
取り入れましょう。

ただし、みかんの食べ過ぎは
要注意。
最近のみかんは人口的に
甘味が強く作られているので
ほどほどにしてください。

白砂糖や添加物の多い食事は
必要なカルシウムなどを
体外に排出してしまいます。

カルシウムは骨を
作るためだけでなく、
筋肉の収縮にも
関わってきます。

安めぐみさんのような
美人の女優さんでさえ
ミニスカートに
靴下を履いて
冷え対策をする時代です。

一般妊婦が靴下を
何枚履いてようと
誰も笑いません。

自分が寒いと感じなくなるまで
冷え取りの靴下を履いてください。

絹やウールの靴下は
何か月と洗わなくても
調湿効果、防臭効果に優れているので
臭いません。

出産後も3か月くらいは
家で引きこもっている時間が
長いので元はとれます。
今のうちに冷え取りの靴下を
買いそろえましょう。

○まむらとかの
安いのは
化繊が混じっていたり
ゴムのしめつけがきついので
やっぱり専門店で
買うのが一番です。

長野「てくてくネット」

シルクふぁみりぃ

大法紡績

冷え取りしていると
おっぱいもたくさん出るし
産後の回復もよく
育児ノイローゼとかにも
なりにくいです。

生まれてからゆっくりやる
時間はないと思ってください。

妊娠中にせっせと
取り組んだことしか
結果はだせません。

ほとんどの人が
「普通」と思っている感覚が
他人とヅレていると
思ったほうがいいです。

他の人が悩まず
「当たり前に」
乗り越えることができているのに
自分だけできないようなときは

そうなるずっと前から
「普通」のことを
やっていないときです。

もっと困ってから
考えよう、
後でゆっくり考えよう、

いつも後回しにすることが
当たり前になっている人は

問題が大きくならないと
動きだしませんから
解決するのに
時間も手間もかかるんです。

たかだか足のツレ。

されど足のツレ。

病院の先生は
命に関わることじゃなければ
問題視しませんよ。

もちろん、ママ友も
実家の母ちゃんも
ましてや、旦那も。

せいぜい、
「妊娠すると大変だね~。
揉んであげようか。
お大事に。」くらいです。

自分の身体ですから
自分で向き合ってください。