「腹帯ってしたほうがいいんですか?」 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

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数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&鍼灸師の
加藤祐里です。

「腹帯ってしたほうが
いいんですか?」
妊婦さんからよく聞かれる
質問の一つです。

腹帯といっても
・昔ながらの
さらしの巻くタイプ

・マジックテープでとめる
簡易タイプ

・履くだけの腹巻タイプ

・トコちゃんベルトのような
骨盤を閉めて支える機能のもの

に分けられると
思います。

腹帯をするのは
日本人独特の風習のようで
海外の人などはあまりしませんし

医学的にも何の効果も
根拠もないと言われています。

やっていて気持ちがいいなら
問題ないと思いますが
邪魔だし、気持ち悪いなら
無理して続ける必要はないと
思います。

私はトコちゃんベルトを販売している
ような産院で長いこと働いていたので

長男を妊娠中は
何の疑いもなく
トコちゃんベルトをしていました。

立ち仕事で、夜勤もしていて
坐骨神経痛もひどくて
トコちゃんベルトがないと
一歩も歩けないほどでした。

(後で振り返れば
そんなにひどいなら
仕事なんて休んで
寝ていればよかったと
反省しています)

他にもお腹が張りやすいなど
‘治療’的な意味で
トコちゃんベルトは適切に使うと
効果は高いと感じます。

トコちゃんベルトもそうですが
他のタイプのものでも
化繊の固い生地の部分で
かぶれてしまったり
あたって痛い人などは
無理してつける必要はないと
思います。

付けた後に皮膚にゴムの跡がつくような
ものは痒くなったり
例え、ゆるくても
血液やリンパの流れを阻害している
こともあるので

皮膚に直接つけるものは
なるべく天然素材で
静電気が発生しにくく
柔らかい素材のものがいいですね。